レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20131209
- 登録日時
- 2017/06/11 00:30
- 更新日時
- 2017/06/11 00:30
- 管理番号
- 0400001611
- 質問
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解決
「林和靖」または「林逋」の詩で和訳されているものが読みたい。
- 回答
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調査概略記載の資料(2)~(8)の7冊を提供。
合計8首の詩が確認できた。
なお,下記資料にも記載があったが内容が「山園小梅」であり重複するため書誌事項の紹介のみにとどめた。
(9)『漢詩百人一首』(渡部英喜 新潮社 1995)p281~283
(10)『中国の名詩101』(井波律子/編 新書館 2005)p90~91
(11)『NHK新漢詩紀行 人生有情篇』(石川忠久/監修 日本放送出版協会 2009)p110~112 他,文中に『林和靖先生詩集四巻』があると記載あり。
※『林和靖先生詩集』は上海書店刊。出版血が上海のため,原文のみと思われる。
(12)『中国名詩選 下』(松枝茂夫/編 岩波書店 1991)p237
(13)『宋詩概説』(吉川幸次郎/編集・校注 岩波書店 1981)p70~71
(14)『ビジュアル漢詩心の旅1』(石川忠久/監修 世界文化社 2007)p140~143
- 回答プロセス
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「林逋」で図書館情報システムを検索すると下記資料がヒット。
(1)『和刻本漢詩集成 第11輯』(長沢規矩也/編 汲古書院 1975)
しかし内容を見てみると訳が書いていなかった。
オンラインデータベースJapanKnowledge+内の東洋文庫を検索するが,「林和靖は~した」という記述はあるが,詩そのものの記載はない。
日本十進分類法920以降の書架をブラウジング。宋代の漢詩名詩選などを探していく。
(2)『中国古典文学大系 20 宋代詞集』(倉石武四郎/編 平凡社 1970)p69「相思令」の訳あり。原文はp379にあり。
(3)『新訂中国古典選 第18巻 宋詩選』(朝日新聞社 1967)p30~36「山園小梅(二首うち一首)」「梅花(三首うち一首)」の二首記載あり。原文・書き下し文・訳・解説あり。「池の上の作」と題して,書き下し文のみの掲載もあり。
(4)『宋詩選注 1』(銭鍾書/著 宋代詩文研究会/訳注 平凡社 2004)p120~125「孤山寺端上人房写望」の原文・書き下し文・訳・解説あり。
(5)『中国文学歳時記 秋【上】』(黒川洋一/[ほか]編集 同朋舎出版 1989)p204~205「秋江寫望」の原文・書き下し文・訳・解説あり。
(6)『宋詩選(漢詩大系16)』(今関天彭 辛島驍 集英社 1980)p49~56「自作壽堂因書一絶以志之」原文・書き下し文・訳・解説あり。その他,「秋江寫望」「山園小梅」「梅花」についても原文・書き下し文・訳・解説あり。
(7)『茶をうたう詩』(石川忠久 研文出版 2011)p227~230「烹北苑有懐」「嘗茶次寄越僧霊皎」原文・書き下し文・語釈・訳あり。
(8)『中国の隠者』(井波律子 文芸春秋 2001)p101~113「旅館にて懐いを写す」「山園小梅」及び辞世の詩の一節の書き下し文あり。他,林逋についての詳しい記載あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌.韻文.詩文 (921 9版)
- 参考資料
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- 中国古典文学大系 20 宋詩選 宋詩選注 1 中国文学歳時記 秋 上 漢詩大系 16 茶をうたう詩 茶をうたう詩
- キーワード
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- 林和靖
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 一般利用者
- 登録番号
- 1000217174