レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年11月27日
- 登録日時
- 2016/12/03 11:21
- 更新日時
- 2017/04/19 13:50
- 管理番号
- 長野市立長野-16-020
- 質問
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解決
「ラムサール条約」に指定された日本の湿地はどこか。
- 回答
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ラムサール条約に登録されている日本国内の湿地は50箇所(2016年1月現在)。
登録地については、参考資料を見ていただき回答とした。
- 回答プロセス
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まず「ラムサール条約」が何かを調査する。湿地ということだったため環境省のHPで確認すると、ラムサール条約とは「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」で、1971年から始まったが日本が参加したのは1980年からとのこと。以降、着実に登録数を増やしており、現在日本の条約湿地は数は50箇所であることがわかる。
当館検索システムのフリーワードで「ラムサール条約」を検索。①の資料がヒット。登録数が増えているということから、出版年が新しい本がよかったのだが、①以外にはヒットなし。
TRCのTOOLiの図書検索を試みる。全ての項目で「ラムサール条約」を検索すると、②の資料がヒットしたため、目次データを確認。①②とも児童書だったが、書架へ行き直接資料を当たると、カラーで字も大きく非常に分かりやすい資料だった。
過去の経験から③の資料でも確認ができるのではないかと思い、書架を当たる。確かに確認はできたが、白黒で字や図も小さかったためか、見づらいとのこと。ご高齢だったため、かえって児童書の方が見やすかったようだ。
これ以上の調査は希望されなかったため、参考資料のみの提示で調査終了とした。
環境省HP
ラムサール条約と条約湿地:ラムサール条約とは-日本の条約湿地
http://www.env.go.jp/nature/ramsar/conv/2-3.html<最終確認:2016年12月15日>
- 事前調査事項
- NDC
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- 鳥類 (488)
- 環境工学.公害 (519)
- 参考資料
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- ①『イラストマップとデータでわかる日本の地理』 朝日新聞出版 2016.03 <29.1 ニ> (p51 ラムサール条約)
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②『日本地理データ年鑑 2016』松田 博康/監修 小峰書店 2016.03 <29.1 ニ 16>
(p38~p39 2自然・災害 ラムサール条約登録湿地・ジオパーク
毎年出版されており、新しく登録された湿地など毎年更新されて掲載されている。) - ③『環境年表 第4冊(平成27-28年)』国立天文台/編 丸善出版 2015.12 <R519 カ 15> (p350~p351 7.10.5 日本のラムサール条約登録湿地)
- キーワード
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- ラムサール条約
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000200768