レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/4/2
- 登録日時
- 2016/03/29 00:30
- 更新日時
- 2024/03/29 00:31
- 提供館
- 金沢市図書館 (2310230)
- 管理番号
- 玉川-000220
- 質問
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解決
【家事労働の貨幣換算について】 2013年9月18日付の東京新聞(中日新聞)に、「専業主婦の家事・育児は304万円」という記事が載っていた。その出典が知りたい。
- 回答
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白書・データ集に記載なし。
『ニッポン人の家事スタイル資料集 2006年版』(112794261)
『男女共同参画社会データ集 2013年版』(113299677)
『女性白書 2013』(113448098)
新聞記事にあった、「無償労働の貨幣換算額」でインターネット検索したところ、内閣府のホームページ中に「家事労働等の評価について」を見つけた。
【URL】http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/sonota/satellite/roudou/contents/kajikatudoutou.html
(2014年4月2日現在)
(内閣府ホーム>統計情報・調査結果>国民経済計算(GDP統計)>サテライト勘定>無償労働関係)
掲載の報告書p.6に「女性の場合(中略)304.1万円」とあり、新聞記事の典拠と思われる。
同ページの説明によれば、本統計はサテライト(付随統計)という位置づけで行った推計であり、『国民経済計算年報』(113441050)にも収載されていない。
なお、家事労働の経済的評価の手法については、報告書、『いま家事労働に問われるもの』渡辺みよ子/ほか編(11064106)及び『家政学事典』(111193623)で説明されている。家事労働により、別の生産的労働への就労機会を失うという、「機会費用の考え方」などで計算されていることが多い。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会科学 (3 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000190187