レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/01/28
- 登録日時
- 2016/03/28 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:37
- 管理番号
- M16012811077396
- 質問
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雷の被害に遭わないためには、どうしたらいいのか。
- 回答
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①雷の性質を記した上で、危険な場所がひとつひとつイラストで紹介されている。金属を持っているいないに関係なく、高いところに落ちることや、ゴム手袋や靴を履いていても意味が無いことも書かれており、入道雲や避雷針の近くにいると危険だとも書かれている。
②雷の光や音の正体や種類の紹介、雷の被害にあった木の写真も掲載されている。避雷針から45度の角度の内側は比較的安全だと記されている。雷から身を守る具体的な方法として、できるだけ低くなること、海や海岸からはすぐに引き上げて建物や車内に避難することだけでなく、電化製品はプラグをぬいて1m以上離れること、山林では木から2m以上離れてしゃがみこむことなど、具体的な数字が挙げられている。
③雷の発生から一生までの流れや、レインコートだけの外出でも危険だということがイラストや実験の写真などを用いて紹介してある。また、学校や街中で落雷があった場合どこに落ちるかが具体的にイラストで記されている。その他にも「雷のとき、やってはいけないこと」として、テレビやパソコン、電話の使用や入浴、炊事など水周りの使用は危険だということが、ひとつひとつイラストを使って説明されている。その他、場所によってどういった場所が危険か避難すべきかど、それぞれイラストとともに説明されている。
④「雷の正体って、なんだろう?」と題して雷の仕組みが挙げられている。また、雷までの距離の計算方法として光った瞬間、音が鳴るまでの1秒間に音の進スピードである340m(気温15度の場合)をかけるといった方法も紹介されている。他にも雷からの逃げ方として、建物内や車内に入ること、海から逃げること木のそばから逃げる事、木が4mある場合2m以上離れて、てっぺんから45度の角度で見上げる位置にしゃがむことなどが書かれている。
⑤小学校低学年からでもわかるよう多くのイラストや大きい文字で身の守り方が場所に合わせて書かれている。夏と冬の雷の発生する場所のちがいを、落雷分布図を使って説明している。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 気象学 (451 9版)
- 参考資料
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①堀清和『小学校低学年・家族・発達障害をもつ子・先生のための 災害に負けない防災ハンドブック』 せせらぎ出版,2014,132p. 参照はp.63-66.
②森田正光『ぼくもわたしも気象予報士5 気象災害、異常気象について学ぼう』 学研,2006,47p. 参照はp.12-15.
③川邉重彦『安全な学校生活を考える本8 暴風雨・落雷・豪雪から身を守ろう』 小峰書店,2002,47p. 参照はp.18-27.
④日本気象協会『天気の「なぜ?」にこたえる気象がわかる絵事典』 PHP研究所,2007,79p. 参照はp.26-27.
⑤堀江譲『はれるんのぼうさい教室 もしものとき、どうすればいいの?』 東京堂出版,2015,109p. 参照はp.6-16.
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①堀清和『小学校低学年・家族・発達障害をもつ子・先生のための 災害に負けない防災ハンドブック』 せせらぎ出版,2014,132p. 参照はp.63-66.
- キーワード
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- カミナリ
- 防災
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2016012811054377396
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000189933