レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20160111
- 登録日時
- 2016/03/10 00:30
- 更新日時
- 2020/04/14 17:20
- 管理番号
- 中央-2015-18
- 質問
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解決
都立中央図書館特別文庫室で所蔵する『長禄江戸図』は、大田道灌が江戸城を築いた頃である長禄年間(1457年~1460年)の江戸を描いたものだが、江戸前島が描かれていない、溜池が描かれているなどの理由から、当時の正確な地図ではないとされている。その頃の江戸の実際の様子がわかる地図資料がないか。
- 回答
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資料1のp.54-55には、図12として「江戸湊の周辺」があり、古代末期から中世末期(12世紀末~16世紀末)にかけての東京の原地形図とある。また、p.85には図15として「道灌時代の江戸湊」が掲載されている。資料2のp.55には、上記の資料1図15に一部加筆した図が掲載されている。
資料3のp.135には、図11として「江戸湊周辺図」があり、p.133によると道灌築城当時の江戸城付近を表した地図である。
資料4のp.94には、「長禄年間江戸図」及び「合考荏土覧古図」による中世の江戸周辺の地図が付図として掲載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】江戸の川・東京の川 / 鈴木 理生/著 / 井上書院 1989.8 <T/0・200/97/89>
- 【資料2】図説太田道灌 江戸東京を切り開いた悲劇の名将 / 黒田 基樹/著 / 戎光祥出版 2009.9 <T/289.1/5089/2009>
- 【資料3】江戸と江戸城 家康入城まで / 鈴木理生/著 / 新人物往来社 1975.7 <T/0・090/3>
- 【資料4】江戸と江戸城 / 内藤昌/著 / 鹿島研究所出版会 1972 <213.6/232A/72>
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000189081