レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20150819
- 登録日時
- 2016/01/22 00:30
- 更新日時
- 2021/02/25 13:27
- 管理番号
- 中央-2015-01
- 質問
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解決
『源氏物語』の第一帖「桐壷」を原文で読める資料はあるか。活字ではなく、写本の複製版・影印本を見たい。
- 回答
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都立図書館で所蔵している『源氏物語』の「桐壷」の複製版または影印版として、次の資料1~9がある。
資料1は、宮内庁書陵部蔵の青表紙証本を写真複製したものである。
資料2は、京都御所内の東山御文庫蔵本の影印本である。
資料3は、社団法人書芸文化院春敬記念書道文庫蔵本の写真版複製(原本の83%に縮小)である。p.1-94に「桐壷」が収録されている。
資料4は、名古屋市蓬左文庫蔵の尾州家旧蔵本のカラー版陰影である。p.3-62に「桐壷」が収録されている。
資料5は、財団法人古代学協会蔵、伝飛鳥井雅康等筆、大島雅太郎氏旧蔵本の影印(原本の63%に縮小)である。p.5-64に「桐壷」が収録されている。
資料6は、穂久迩文庫所蔵本の写真版複製(原本の約五分の三に縮小)である。p.7-52に「桐壷」が収録されている。
資料7は、陽明文庫蔵本の写真複製版である。p.1-74に「桐壷」が収録されている。
資料8は、日本大学総合学術センターが所蔵する三条西家証本の影印複製(原本の81%に縮小)である。p.1-74に「桐壷」が収録されている。
資料9は、東京国立博物館蔵保坂潤治旧蔵本の原寸大の影印である。
また、資料10のp.406-437「源氏物語」の項の中に[諸本・複製](p.433)の小見出しの項がある。その中に「青表紙本」、「河内本」、「別本」の三系統の簡単な説明がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 小説.物語 (913 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】源氏物語 : 青表紙本 桐壷 / 紫式部/著 / 新典社 , 1968 <J336/ M958/ G14-1>
- 【資料2】東山御文庫蔵源氏物語 1 桐壷 / 紫式部/[著] / 貴重本刊行会 , 1986.12 <D/ J336/ 3174/ 1>
- 【資料3】飯島本源氏物語 1 / [紫式部/著] / 笠間書院 , 2008.12 <913.36/ 5217/ 1>
- 【資料4】尾州家河内本源氏物語 第1巻 桐壺・帚木・空?・夕顔・若紫・末摘花 / [紫式部/著] / 八木書店 , 2010.12 <913.36/ 5316/ 1>
- 【資料5】大島本源氏物語 第1巻 桐壺 帚木 空? 夕顔 若紫 / [紫式部/著] / 角川書店 , 1996.5 < J336/ 3180/ 1>
- 【資料6】源氏物語 第1 / 紫式部/著 / 貴重本刊行会 , 1979 ( 日本古典文学影印叢刊 ) <J336/ 106/ 1>
- 【資料7】源氏物語 1 / [紫式部/著] / 思文閣出版 , 1979.3 ( 陽明叢書 国書篇 第16輯 ) <J336/ 100/ 1-1>
- 【資料8】日本大学蔵源氏物語 第1巻 三条西家証本 1 / [紫式部/著] / 八木書店 , 1994.9 <J336/ 3140/ 1 >
- 【資料9】保坂本源氏物語 第1巻[1] 桐壺 / [紫式部/著] / おうふう , 1995.11 <J336/ 3159/ 1-1>
- 【資料10】日本古典文学大辞典 第2巻 / 日本古典文学大辞典編集委員会/編 / 岩波書店 , 1984 <R/ J033/ 21/ 2C>
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000187403