レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/12/20
- 登録日時
- 2015/11/19 12:44
- 更新日時
- 2016/01/19 10:03
- 管理番号
- 埼熊-2015-068
- 質問
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解決
将来図書館が有料化する可能性について書かれた本が見たい。
- 回答
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香川県立図書館作成の《レファ協DB》「図書館の無料原則に関する資料」(https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=man_view&id=2000022409 国会図 2015/11/19最終確認)の文献リストを参考に、有料化について記述のある資料を紹介した。
図書
『新図書館法と現代の図書館』(塩見昇編著 日本図書館協会 2009)
p187-「七章 公立図書館における「無料の原則」」
p312-「五章 英米における図書館無料原則の由来と動向」
『図書館の電子化と無料原則 多摩デポブックレット 6』(津野海太郎著 共同保存図書館・多摩 2011)
p6-20「2 図書館の利用と無料原則」
p21-22「3 有料化の声」
雑誌記事
川崎良孝著「公立図書館の無料制(下) 英米での有料論議から」(『図書館雑誌 84(5)』p265-269 1990)
「公立図書館の無料原則についての見解」(『図書館雑誌 92(9)』p808-810 日本図書館協会 1996)
佐々木順二著「いまこそ生かそう「私たちの図書館宣言」を」(『図書館雑誌 103(12)』p828-829 2009)
中野陽子文責「特集「無料の原則」から公共性を問い直す」(『みんなの図書館 369』p1-31 2007)
山重壮一著「公共図書館はなぜ無料なのか」(『みんなの図書館 368』p17-26 2007)
小泉徹著「有料?無料? 図書館の将来と費用負担」(『現代の図書館 21(4)』p241-251 1983)
R.サボライネン著「無料か有料か:課金問題のディレンマ」(『現代の図書館 29(1)』p32-43 1991)
松尾昇治著「貸出の本質と専門職制を考える 公共図書館は「無料資本屋」か」(『現代の図書館 30(2)』p137-143 1992)
山口源治郎著「図書館法第17条(無料制)の意義と解釈」(『図書館界 51(4)』p231-238 1999)
林望著「図書館は「無料貸本屋」か」(『文藝春秋 78(15)』p294-302 2000)
その他該当の記載のある資料
雑誌記事
本多光明著「小特集 図書館の無料原則を考える-電子情報の利用」(『図書館雑誌 93(2)』p121-128 1999)
「図書館専門委員会『報告』の趣旨と<無料原則>」(糸賀雅児著『図書館雑誌 92(12)』p1097-1099 1998)
森耕一著「公立図書館の無料制(上) 日本の場合」(『図書館雑誌 84(4)』p203-206 1990)
佐々木順二著「特集 無料の原則と「電子化資料」の導入について」(『みんなの図書館 260』p1-26 1998)
前田章夫著「無料原則を考える 図書館法第17条と公立図書館」(『図書館界 52(2)』p63-74 2000)
糸賀雅児著「地域電子図書館構想と〈無料原則〉のゆくえ」(『図書館界 51(4)』p220-224 1999)
伊藤順著「無料原則と公共性 複写料金の適用根拠をめぐる行為論的考察」(『図書館界 38(6)』p339-346 1987)
蒲池正夫著「公共図書館の入館無料の近代的原則について」(『図書館学 13』p22-24・29 1968)
宮本孝正著「図書館での貸出有料化の問題 -フランスの場合-」(『カレントアウェアネス 276』p3-5 2003)
- 回答プロセス
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《リサーチ・ナビ》(http://rnavi.ndl.go.jp/rnavi/ 国会図 2015/11/19最終確認)を〈図書館 & 無料〉で検索する。
《レファ協DB》「図書館の無料原則に関する資料」(https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=man_view&id=2000022409 国会図 2015/11/19最終確認)
文献リストあり。回答記載の図書・雑誌記事等あり。
『図書館雑誌』、『みんなの図書館』、『図書館界』、『現代の図書館』等の図書館関係雑誌記事を確認した。
《CiNii Articles》(http://ci.nii.ac.jp/ 国立情報学研究所 2015/11/19最終確認)を〈図書館 & 有料〉で検索する。
宮本孝正著「図書館での貸出有料化の問題 -フランスの場合-」(『カレントアウェアネス 276』p3-5 2003)
フランス等欧州の法律事情と有料化の仕組みについて論じている。
その他調査済み資料
『市民の図書館』(日本図書館協会編 日本図書館協会 1976)
伊藤昭治著「誰のための図書館か 「無料貸本屋」論に惑わされないために」(『図書館雑誌 81(7)』p375-378 1987)
竹森絹子著「「公民館無料」の原則を貫くとりくみ」(『月刊社会教育 2008年6月』p33-38 2008)
- 事前調査事項
- NDC
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- 図書館政策.図書館行財政 (011 9版)
- 図書館サービス.図書館活動 (015 9版)
- 参考資料
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- 『新図書館法と現代の図書館』(塩見昇編著 日本図書館協会 2009) , ISBN 4-8204-0915-8
- 『図書館の電子化と無料原則 多摩デポブックレット 6』(津野海太郎著 共同保存図書館・多摩 2011) , ISBN 4-87751-457-0
- キーワード
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- 図書館
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 図書館
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000184198