レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年07月27日
- 登録日時
- 2015/07/25 14:57
- 更新日時
- 2015/10/15 14:22
- 管理番号
- 秋田-1870
- 質問
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未解決
① 土崎空襲の際にB29が搭載していた爆弾の種類について
② 爆弾と焼夷弾の違い
- 回答
-
① 『日本空襲の全容』p.243に、
M30 100ポンド通常爆弾とM57 250ポンド通常爆弾 無延期弾底
とあり。
② 百科事典の該当事項を紹介
『世界大百科事典』22 p.438(爆弾)に、
「弾薬などを容器に充填し、投下あるいは投擲し、爆発させるなどして敵の施設を破壊し人員を殺傷するなどの目的で使用される兵器。
(略)一般には、航空機から投下して使用するもののみを指し」
とあり。
同項の、爆弾の種類の分類の中に、Ⓒ焼夷爆弾 とあるので、焼夷弾は爆弾のくくりの中の一つと思われる。
『日本大百科全書』7 p.365(空襲) 同11p.788(焼夷弾) 同18p.626(爆弾)
『日本史大辞典』2 p.951(空襲)
『アジア・太平洋戦争』(ポプラディア)p.64-65
- 回答プロセス
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土崎空襲で落とされたのは焼夷弾だと言われているが、本当にそうなのかの確認をしたいとのこと。
空襲が行われた時期や目的、地域によっても落とした爆弾の種類は異なるのではないか、という疑問もあり、それについては『日本空襲の全容』「あとがき」部分にまとめられていたため、あわせてご紹介した。
爆弾そのもの(M30やM57など)については資料を見つけられず、防衛省図書館(℡03-3268-3111)をご紹介した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 百科事典 (030 8版)
- 日本史 (210 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 口頭 H27.7.15
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000177693