レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年10月30日
- 登録日時
- 2014/10/30 15:50
- 更新日時
- 2015/02/12 11:42
- 管理番号
- 秋田-1761
- 質問
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解決
三一書房発行『日本庶民生活史料集成第三巻』の「菅江眞澄遊覧記」を読む(音訳する)ための参考となる資料(例えば現代語訳やルビ付きの本など)を探している。東洋文庫は既に持っている。その他に参考となる本はあるか。
- 回答
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『日本庶民生活史料集成第三巻』の「菅江真澄遊覧記(抄)」に収録されている次のタイトルについて、
以下の資料に現代語訳あり。(各タイトルをA~Iの記号で示す。)
A 「くめ路の橋」
B 「外か濱風」 ※現代語訳あり
C 「かすむ駒形」 ※現代語訳あり
D 「牧乃冬かれ」 ※方言等、一部解説あり
E 「津軽のつと」
F 「雪之道奥雪の出羽路」
G 「しげき山本」
H 「男鹿の金風」 ※現代語訳あり
I 「ひなの遊」
『真澄学 第4号』真澄学編集委員会/編、東北芸術工科大学東北文化研究センター、2008年【貸出可】
P.149~223に 「かすむこまかた」 の現代語訳・注釈があり。 ※C
『真澄翁男鹿遊覧記 新訳』菅江真澄/著並に画、男鹿史志刊行会、1952年【貸出可】
・恩荷奴金風(おがのあきかぜ) ※H (P.2~37 ルビはさほど多くない。)
・恩荷能春風
・小鹿の鈴風
・牡鹿の嶋風
・牡鹿乃寒かぜ
・比遠能牟良君(八郎潟氷漁)
『菅江真澄日記/口語訳稿』菅江真澄/[著]、村上徳一、2000年【貸出不可】
・あきたのかりね
・おののふるさと
・そとが浜風 ※B (P.97~136 ルビは無いが、口語訳のため比較的分かりやすい内容。)
・けふのせばのゝ
・〈氏家本〉かすむこまがた ※C (P.179~227 〃 )
・〈氏家本〉はしわのわか葉
『真澄遊覧記研究通信』真澄遊覧記研究会/〔編〕、第1号~第9号、1993~1995年【貸出不可】
第7号 P.7~12「『齶田濃刈寝』における方言の記述」 秋葉 弘太郎
第8号 P.5~12「「牧の冬枯」の鑑賞」 境 比呂志 ※D
※方言等一部参考になるか。
以下は現代語訳だが、これらは『日本庶民生活史料集成第三巻』に収録されていない著作。
『菅江真澄著 「水の面影」現代語訳』菅江 真澄/〔著〕、寺内史跡研究会、2014年【貸出可】
『菅江真澄 月の出羽路 現代語訳 大仙市西仙北版』「月の出羽路」西仙北版刊行会/〔編〕、秋田県
文化財保護協会西仙北支部、2008年【貸出可】
『真澄学 第1号』真澄学編集委員会/編、東北芸術工科大学東北文化研究センター、2004年【貸出可】
P.125~183「奥の手風俗(おくのてぶり)」の現代語訳・注釈あり
『真澄学 第2号』真澄学編集委員会/編、東北芸術工科大学東北文化研究センター、2005年【貸出可】
P.125~227「秀酒企の温濤(すすきのいてゆ)」
『真澄学 第3号』真澄学編集委員会/編、東北芸術工科大学東北文化研究センター、2006年【貸出可】
P.89~197「小野のふるさと」の現代語訳・注釈あり
『真澄学 第5号』真澄学編集委員会/編、東北芸術工科大学東北文化研究センター、2010年【貸出可】
P.101~135「つがろのおく(第一部)」の現代語訳・注釈あり
『ひなのひとふし・ひなの遊び 第14回全国菅江真澄研究集会資料』菅江真澄研究会/編、2001年【貸出可】
P.23~35 現代語訳『笹ノ屋日記』
※「ひなのひとふし・ひなの遊び」の現代語訳は収録されていない。
『真澄研究 15号 秋田県立博物館菅江真澄資料センター/編、2011年【貸出可】
P.41~57 記念講演「菅江真澄の旅と和歌」佐伯 和香子
※「小野のふるさと」「いなのなかみち」に含まれる和歌を取り上げている。
一部、日記本文の現代語訳あり。
『菅江真澄翁の鹿角遊覧記 現代語訳』菅江真澄/著、十和田図書館、1963年【貸出不可】
・けふのせばのゝ
・かたゐ袋
・錦木
・十曲湖
・しののはぐさ
・さくらがり
・上津野の花
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 風俗習慣.民俗学.民族学 (380 8版)
- 日本 (291 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 受付方法:メール
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000161607