レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/01/08
- 登録日時
- 2014/07/16 00:30
- 更新日時
- 2014/08/13 12:28
- 管理番号
- 0000000205
- 質問
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解決
慶応年間に加賀藩士が、写真修業のため長崎に行き、後に金沢で初の写真館を開いたという。この人物について知りたい。
- 回答
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吉田好二という人物だと思われる。
『石川県写真史』(石川県写真史編纂会編、1980年6月、石川県営業写真協会、K740/2)p.44~45に、石川県写真師会が昭和28年6月1日(写真の日)に笠市町に建立した碑に刻まれた以下の文が紹介されている。
碑文
吉田好二氏は金沢の生まれ
長崎にて写真術を学び
明治初年兼六公園にて写真館を設立
当地方写真業の開祖である
第三回写真の日にあたり
同志相集い 同氏に併せ
県下物故写真師の慰霊祭を執行す
その記念に之を建てるものである
昭和二十八年六月一日
石川県写真師会 敬白
同書にはまた、以下の記載がある。
営業写真師登場
吉田好二
由緒書によると、本名は吉田好之助藤原芳貞と称し、卒族、村沢伝左衛門の弟であるが、割場付足軽、吉田千衛門の養子となった。文久二年に義父千衛門が死去したので、好之助が代 わって割場付足軽となり、切米二十俵を給与された。…
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 写真.印刷 (74 9版)
- 参考資料
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- 1 石川県写真史 石川県写真史編纂会∥編 石川県営業写真協会 1980.6 K740/2 p.44~45
- キーワード
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- 写真
- 加賀藩士
- 長崎
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 団体
- 登録番号
- 1000156186