レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年04月04日
- 登録日時
- 2014/06/14 17:53
- 更新日時
- 2014/06/14 17:53
- 管理番号
- 相橋-H26-040
- 質問
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解決
『護国女太平記』の写本を所有している。
原作者、書かれた時代など、どんなことでもよいので知りたい。
- 回答
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江戸時代中期の実録的小説。①、②の資料を紹介し、提供した。
- 回答プロセス
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概要を知るために検索エンジンGoogle(https://www.google.co.jp/ 2014/05/17 最終確認)で“護国女太平記”をキーワードに検索した。
用語解説サイトKotobank.jp(http://kotobank.jp/ 2014/5/17 最終確認)から江戸時代中期の作者未詳の実録体小説であることがわかった。その後、調べ物コーナーの歴史や古典文学の書架をブラウジングし次の資料を見つけた。
①『日本史大事典 3 こ~し』 平凡社 1993 (自館請求記号:R210.0)
p274に「江戸中期の実録体小説。筆者、成立年未詳。15巻または20巻。いわゆる柳沢騒動の実録体小説中、もっとも成長を遂げたもの。」とある。
②『日本古典文学大辞典第2巻 かま-こ』 秋山虔/編 岩波書店 1984 (自館請求記号:R910.3)
p578-579護国女太平記「15巻3冊(冊数不定)。実録。編者未詳、成立年未詳。天明以前の成立か。
実録体小説の柳沢騒動物が次々出た末に出現して、最も流布したのが本書である。『護国賢女太平記』とも。みな、写本でつたわる。」とある。
また、実録体小説を調べるために次の資料を見た。
『日本国語大辞典 第6巻 第2版 さこう-しゅんひ』 日本国語大辞典第二版編集委員会/編 小学館 2001 (自館請求記号:R813.1)
p872に「実録風の小説。実際にあった事実・事件をもとに、巷説、風説などをまじえて書かれた小説。幕末から明治10年代にかけてが全盛。」とある。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本文学 (910)
- 日本史 (210)
- 参考資料
- キーワード
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- 護国女太平記
- 柳沢騒動
- 実録体小説
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000154262