レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/12/05
- 登録日時
- 2014/04/02 00:30
- 更新日時
- 2014/04/03 22:00
- 管理番号
- 6000005307
- 質問
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解決
版画を刷るときの油性、中性、水性インクのそれぞれの特徴について知りたいです。
この版画にはどのインクが適している、取り扱いや刷り上がりの違いなどの情報が載っている本があれば紹介してください。
- 回答
-
版画関係の資料の調査結果を回答いたします。
・『教育版画事典』(日本教育版画協会/編 岩崎書店 1965)p237~243に“絵の具・インキ類”の項目があります。
・『版画の技法』(吉田穂高/[ほか]著 美術出版社 1978 )p41~51、p94~95、p130~131にインクについての記述があります。
・『版画技法ハンドブック』(小野忠重/著 ダヴィッド社 1960 )p16~25に“絵具とインク”の項目があります。版の種類によるインクの種別もそれぞれの版に記述があります。
・『画材の博物誌』(森田恒之/著 中央公論美術出版 1986.6)p111~115に“インク”の項目があります。
・『版画:進化する技法と表現』(佐川美智子/監修 文遊社 2007.11 )には木版画、銅版画、リトグラフ、スクリーンプリントの4つについてそれぞれインクも含めて解説があります。
・『造形教育大系 版画3 金属・石版画』(開隆堂 1979 )p47には金属版画のインキ、p81には石版画のインキの項目があります。
1)木版画では以下の資料があります。
・『現代木版画技法:誰でもできるプロの技』(吹田文明/編・著 阿部出版 2005.3 ) 内容紹介;水性木版、油性木版の基礎から技法、道具、材料をていねいに解説。ニス版、マチエール版、裏刷りなどから木版リトグラフ、木口木版まで、現代木版画のすべての技法を網羅した技法書。『版画芸術』別冊。
・『「木版画」用具と使い方 (初級技法講座)』(小林七席/著 美術出版社 1995.6 )p45~48に絵具の項目があります。
・『現代木版画技法:日本の伝統的木版画の制作から世界の最新技法まで』(黒崎彰∥著 美術出版社 1992.7 )p91~95に“絵具と糊”の項目があります。
・『木版画入門』(太賀正/[著] 日本文芸社 1977.12 )p40~44に“墨と絵の具”の項目があります。
2)銅版画では以下の図書があります。
・『やさしい銅版画の実技(美術教育のための技法シリーズ)』(島崎清海/著 文化書房博文社 1978 )p12~17に“インク”の項目があります。
・『銅版画のマチエール』(駒井哲郎/[著] 美術出版社 1977)p71~74 に“インクの条件”の項目があります。
・『銅版画を作ろう(版画技法入門講座)』(渡辺達正/[著] 阿部出版 2011.12)には、直刻法、エッチング、アクアチント、グランド応用腐食法、多食刷りの5つについてそれぞれ使用するインクの種類、注意点等が解説されています。
3)石版画では以下の図書があります。
・『石版画』(阿部浩/著 弘隆社 1996.10 )p41に“インクー種類と調整ー”の項目があります。
[事例作成日:2013年12月5日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 木版画 (733 8版)
- 参考資料
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- 教育版画事典日本教育版画協会∥編岩崎書店 (237-243)
- 版画の技法吉田/穂高∥[ほか]著美術出版社 (41-51,94-95,130-131)
- 版画技法ハンドブック小野忠重著ダヴィッド社 (16-25)
- 画材の博物誌森田/恒之∥著中央公論美術出版 (111-115)
- 版画佐川/美智子∥監修文遊社
- 造形教育大系 版画3開隆堂 (47)
- 現代木版画技法吹田/文明∥編・著阿部出版
- 「木版画」用具と使い方小林/七席∥著美術出版社 (15-48)
- 現代木版画技法黒崎/彰∥著美術出版社 (91-95)
- 木版画入門太賀/正∥[著]日本文芸社 (40-44)
- やさしい銅版画の実技島崎/清海∥著文化書房博文社 (12-17)
- 銅版画のマチエール駒井/哲郎∥[著]美術出版社 (71-74)
- 銅版画を作ろう渡辺/達正∥[著]阿部出版
- 石版画阿部/浩∥著弘隆社 (41)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 出版情報
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000151735