レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年07月31日
- 登録日時
- 2012/11/26 14:47
- 更新日時
- 2013/09/16 16:49
- 管理番号
- 中央-1-00439
- 質問
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未解決
さいたま市見沼区東大宮2丁目8番地の北西側あたりに鳥居がある。
この鳥居の由来等を知りたい。
- 回答
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調べつかず。
『大宮市史』や大砂土村(現在の東大宮2丁目あたり)の資料を調べたところ、大日権現社の鳥居かと思われる資料があったが、質問の鳥居であるとは確定できず。
- 回答プロセス
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さいたま市見沼区の住宅地図で該当地区を調べてみると、31ページに神社のマークがある。
『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』(「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編 角川書店 1980)によると、東大宮1丁目から6丁目は、砂町2丁目、大字丸ヶ崎・砂の各一部だったことがわかる。
そこから、以下の資料を調べてみた。
・『大砂土郷土誌 創立90周年記念』 大宮市立大砂土小学校郷土誌編集委員会/編 大宮市立大砂土小学校 1964
区域内の神社等の説明はあるが、質問の鳥居のものではないと思われる。
・『大砂土史談』 黒須 元治/編 大砂土西部教育会 1983
p.3~10に比較的大きな4つの社の説明があるが、質問の鳥居のものではない。
・『郷土大砂土村のあゆみ』 大島 豊/編 大島豊 2004
該当するところの説明は無し。
・『郷土大砂土村のあゆみ』 大島 豊/編 大島豊 2007
該当するところの説明は無し。
大宮市史で調べてみる。
・『大宮市史 第2巻 古代・中世編』 大宮市役所 1971
p.453~521に「七 中世の神社と寺院」の章あり。
p.454に古代・中世の寺院・神社・城館跡等分布図があり、番号が振られていて名前が書かれているが、読めず。
・『大宮市史 第3巻 中 近世編』 大宮市役所 1978
宗教・文化編のp.1~96に「1 近世の神社と寺院」の章あり。
p.56~57に「第7表 大宮市域の神社一覧表」があり、砂村には稲荷社、天神社、神明社、第六天社、牛頭天王社、その他11の神社が載っている。丸ヶ崎村には稲荷社、天神社、氷川社、第六天社、雷電社、その他8の神社が載っている。しかし、いずれも一覧表のため、場所は不明。
・『大宮市史 第3巻 下 近世地誌編』 大宮市役所 1973
p.234~に「7 砂村」の章あり。p.235に砂村字地図があり、神社の名前も地図上に載っている。確定はできないが、現在の場所と比べると、大日権現社のようではある。
p.570に丸ヶ崎村字地図があり、寺社名が地図上に載っているが、現在の場所と比較できず。
・『大宮市史 第4巻 近代編』 大宮市役所 1982
p.818~819に「第145表 大宮市域内村社・無格社」があるが、質問の鳥居は特定できず。
石造物に関する資料を調べてみる。
・『大宮の教育史調査概報 (Ⅱ) 大宮の石造物(1) -東部地域編-』 大宮市立博物館/編 大宮市立博物館 1990
p.27に砂村の石造物一覧表があり。表の1行目に、「元治2(1865)年に、鳥居を大日権現社に金子六右エ門など6人が主体となって建立した」という記述あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 神社.神職 (175 9版)
- 関東地方 (213 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- さいたま市見沼区
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000114893