レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006年5月23日
- 登録日時
- 2012/06/27 16:58
- 更新日時
- 2012/09/12 09:52
- 管理番号
- 相橋-H24-030
- 質問
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解決
明治9年3月9日に“新戸(しんど)大火”があった。その出火原因と火事の規模が知りたい。
- 回答
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本堂、庫裏、安国殿の3棟を焼失し、けが人はなかった。線香の火が燃え移ったことによる不注意の火事だった。①の資料を提供した。
- 回答プロセス
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新戸は相模原市に所在するが座間市とも近いため、相模原市や座間市の歴史に関係する資料がある棚を探した。
『宗仲寺史』 大橋俊雄/著 宗仲寺 1979 (自館請求記号:K6-18座間)
p200の年表に火事の記載がある。
①『座間市史 3』 座間市/編 座間市 1996 (自館請求記号:K6-21座間)
p58-62に「宗仲寺出火諸届文書」などの記録があり、焼失した建物などについて読み取ることができる。
p59に「…右者私義本日午前第七時頃本尊ヘ線香ヲ供し候ニ付右火気仏壇敷物等ヘ相移リ右ヨリ及出火候義与奉存候就而者全ク手過火ニ相違無之右者平ニ私不注意ヨリ今般之次第ニ立至リ奉恐入候」とある。
“手過”を次の資料で調べた。
『角川古語大辞典 第4巻 た-は』 中村幸彦/(他)編 角川書店 1994 (自館請求記号:R813.6)
p506「てあやまち(手過・手夭)」の項目に、「過失。そそう。特に、失火をいう。」とある。
- 事前調査事項
- NDC
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- 関東地方 (213 9版)
- 社会福祉 (369 9版)
- 参考資料
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- 『宗仲寺史』 大橋俊雄/著 宗仲寺 1979 (自館請求記号:K6-18座間)
- 『座間市史 3』 座間市/編 座間市 1996 (自館請求記号:K6-21座間)
- キーワード
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- 新戸大火
- 相模原市
- 座間市
- 宗仲寺
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000107903