レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/03/26
- 登録日時
- 2012/03/28 02:00
- 更新日時
- 2012/03/28 02:00
- 管理番号
- 1000000641
- 質問
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解決
沖縄県糸満市にある白銀堂についての資料を探している。
- 回答
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『沖縄大百科事典 下 ナ~ン』(沖縄大百科事典刊行事務局、沖縄タイムス社、1983年)
p207 「白銀堂由来」の項あり。
下記の資料を提供する。
『遺老説伝』(嘉手納 宗徳、角川書店、1978年)
p168 「136 兼城間切糸満村白銀岩由来のこと。」がある。
『沖縄拝所巡り300』(比嘉 朝進、那覇出版社、2005年)
p136 「白銀堂」の項に、「白銀堂の名称は後世に名付けられたもので、元はヨリアゲの嶽(神名シロカネノ御イベ)と称した。ヨリアゲは魚が寄り上がる意で、シロカネは白砂地のことであろう。」とある。また、白銀堂の由来も掲載されている。
『琉球國由来記 琉球王府編』(伊波 普猷/東恩納 寛淳、風土記社、1988年)
p287 「ヨリアゲノ嶽」の項に、神名は「シロカネノ御イベ」とある。
『おもしろ沖縄の伝説』(比嘉 朝進、球陽出版、2009年)
p50 「お金をうめた白銀堂」の項あり。
『白銀岩の由来と薩摩・志布志』(糸満市役所経済観光部商工観光課、2009年)
基調報告「二つの白銀岩の由来をめぐる諸問題」(金城 善 著)
講演1「近世琉球と薩摩 ―島津氏の琉球侵攻を中心に―」(原口 泉 著)
講演2「志布志と琉球 ―白銀堂物語の遠景―」(上原 兼善 著)
『白銀岩の由来 絵本』(金城 善、フォレスト、2007年)
白銀岩の由来として、『遺老説伝』の「兼城間切糸満村白銀岩由来」と、字糸満の根人金城家に伝わる「白銀岩由来」の二つの話を掲載している。
『沖縄県立図書館歴史講座 平成21年度 白銀堂の名称と白銀岩の由来』(沖縄県立図書館、2010年)
「白銀堂の名称と白銀岩の由来」の講座のレジュメ。講師は金城善氏で、氏が沖縄タイムスに掲載した「白銀堂の命名と奈良原知事」の記事も収録。
「『白銀堂』の命名と奈良原知事(上・下)」(金城 善 著)『沖縄タイムス』
2009/11/10-11 朝刊15面 「イービンメー」の名で親しまれていた白銀堂がいつから白銀堂と称するようになったのかを解明する手がかりとして、奈良原知事に関する新たな資料を紹介している。白銀堂に関する写真も2点、掲載されている。
『新聞切抜 白銀堂物語 1~185』(新屋敷 幸繁、南日本新聞、1955年)
白銀堂物語の小説化。マイクロ写真複製本。南日本新聞にて1955年に掲載されていた。
「琉球~薩摩 アジマァ探訪」(与那嶺 功 著)『沖縄タイムス』
2009/2/26 朝刊29面 白銀堂の由来を記した古文書「遺老説伝」(1745年ごろ編纂)と、「白銀岩之由来」(1822年編纂)を紹介し、両書の共通点と相違点について述べられている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 1 沖縄大百科事典 下 ナ~ン 沖縄大百科事典刊行事務局∥編 沖縄タイムス社 1983.5 K03/O52/3 p207
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2 遺老説伝 嘉手納 宗徳∥編 角川書店 1978.9 K388/I66 p168 -
3 沖縄拝所巡り300 比嘉/朝進∥著 那覇出版社 2005.6 K16/H55 p136 -
4 琉球國由来記 琉球王府編 伊波 普猷∥共編 東恩納 寛淳∥編 風土記社 1988.2 K200.8/R98 p287 -
5 おもしろ沖縄の伝説 比嘉 朝進∥著 球陽出版 2009.5 K388/H55 p50 -
6 白銀岩の由来と薩摩・志布志 糸満市役所経済観光部商工観光課∥[編] 糸満市役所経済観光部商工観光課 2009.8 K200.4/I91 -
7 白銀岩の由来 金城/善∥文 安室/二三雄∥絵 フォレスト 2007.8 K909/KI44 -
8 沖縄県立図書館歴史講座 平成21年度 白銀堂の名称と白銀岩の由来 沖縄県立図書館∥[編] [沖縄県立図書館] [2010.12] K01/O52 -
9 白銀堂物語 1~185 新屋敷 幸繁∥作 K388/SH69
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000104325