レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年07月01日
- 登録日時
- 2010/07/01 20:18
- 更新日時
- 2010/07/01 20:18
- 管理番号
- 牛久-487
- 質問
-
解決
a)平成21年5月25日の北朝鮮の核実験を、日本政府は何を根拠に「核」と認定したのか。
b)今回の核実験は「フォールアウト(放射性降下物)」がなかったと聞いたが、それは本当か。
- 回答
-
a)気象庁より人工地震との発表があり、北朝鮮の声明と合わせて核実験としている。
b)文部科学省主導で集塵の放射線量を計測。フォールアウトはないという判断。
- 回答プロセス
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レファレンス受付は平成21年5月28日。
a)何を根拠に「核」と認定したか
①Googleで「北朝鮮 核実験」をキーワード検索。
→ヨミウリオンラインのページがヒット。速報形式でいくつか流れていたので遡る。
防衛省で事務次官と防衛大臣の会見があったと知る。
②防衛省HPにて会見全文を確認。5月23日15:15の段階では、北朝鮮政府の発表と、日本気象庁が地震を
観測したこと以外は把握していないと発表。
③気象庁のHPで、25日の12:05に地震を観測。18:00に人工地震と発表されたことが判明。
④内閣府HPで首相声明を見つける。
「気象庁観測と北朝鮮の声明から核実験としている」という旨の文章を発見。質問者に提示。
b)フォールアウトの有無について
防衛省事務次官の会見より、今後の対策として「文部科学省主導で集塵の放射線量計測」とあり。
計測結果が文部科学省HPにてPDFファイルで記載あり。
質問者に提示して、レファレンス終了。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
-
- 北朝鮮
- 核実験
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 政治外交
- 質問者区分
- 一般男性
- 登録番号
- 1000068667