レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008年12月6日
- 登録日時
- 2010/02/04 19:02
- 更新日時
- 2011/11/30 11:36
- 管理番号
- 相市-H21-033
- 質問
-
解決
①江戸時代宝暦の頃、お台場の基礎となる材木を津久井にある天領や八王子の御殿峠より、相模川へ運んで江戸湾へ送ったらしい。その運搬経路と相模川のどの場所から積み出したかを知りたい。
②『玉利軒日記』(読み方:たまりやにっき) 小山まほろば会 小山まほろば会 2005 という本に「宝暦12年 ヤガケ村のサヘイジがご用木を出した」という記述がある。相模川へ運んだと思われるが、その運搬経路と積み出し場所を知りたい。
- 回答
-
①『品川台場史考』 佐藤正夫 理工学社 1997 p.74~p.75に陸・海の運搬経路有り。
②運搬経路見つからず。
- 回答プロセス
-
①インターネットGoogleで「相模川 台場 江戸 木材」で検索する(平成20年12月6日)。
検索結果画面を見ると、台場は神奈川台場、品川台場、小田原台場などいろいろなものがあることがわかる。
「江戸湾へ送った」とのお話だったので、現在のお台場が品川台場であるかを検索する。
Google「お台場 品川台場」で検索(平成20年12月6日)。
wikipediaでみると、同じものと思われる。
自館OPACで「シナガワダイバ」を検索。3件該当。小説以外の2冊を確認する。
A『品川台場史考』 佐藤正夫 理工学社 1997・・・p.74~p.75に陸・海の運搬経路有り。
B『図説日本の史跡 7』 同朋舎出版 1991・・・江戸湾に運ばれた記載はあるが、経路はなし。
Aを資料提供。
②相談者からは町田市史関係の資料は『玉利軒日記』出版以前の出版のため、そちらには記載がないのではないかとの話があった。
『玉利軒日記』 小山まほろば会 小山まほろば会 2005 を内容確認する。
p.8に質問の記述有り。木の大きさ、種類、「さがみ川」は出てくるが詳細・経路なし。
調査継続中に来館有り、ここで終了となる。
- 事前調査事項
-
下記2冊は閲覧済み。
『相模川事典』 平塚市博物館 1994
『町史の窓』 城山町教育委員会教育部生涯学習課社会教育班 城山町教育委員会
- NDC
-
- 関東地方 (213)
- 兵器.軍事工学 (559)
- 参考資料
- キーワード
-
- お台場
- 相模川
- 材木
- 水運
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000062889