レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/2/16
- 登録日時
- 2008/10/18 02:19
- 更新日時
- 2024/03/30 00:32
- 管理番号
- M08012214264623
- 質問
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駅伝競技が最初に開催されたのはいつのことか。また、その名称は何か。
- 回答
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『日本大百科全書』(小学館)の「駅伝競走」の項に「日本で初めて行われた駅伝競走は、1917年(大正6年)4月27日から3日間にわたった『東海道駅伝徒歩競争』で、京都・三条大橋から東京・上野不忍池までの508キロ、23区間を走った」とあり、その名称については、主催者の読売新聞社の社会本部長であった土岐善麿と大日本体育協会副会長の武田千代三郎が、「このレースを東海道五十三次にちなんで『駅伝』と名づけた」と説明されている。「読売新聞」データベースによると、最初に駅伝競技の計画が発表されたのは、1917年2月2日朝刊5面にある「奠都記念マラソン・リレーの快挙」という見出しで、この段階ではまだ「駅伝」という名称は用いられていない。正式に用いられるようになったのは、1917年3月1日朝刊5面の「東海道五十三次団体中継徒歩競争規定」の中で「種々熟議の結果、その名称を特定して、奠都記念駅伝競走とする」と明示されている。なお、箱根駅伝は『箱根駅伝六十年』(講談社)によると、第1回大会は「四大校駅伝競走」と称し、1920年2月14日が開催日となっている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 陸上競技 (782 9版)
- 参考資料
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1.『日本大百科全書 3』第2版,小学館.939p.参照はp419.
2.「奠都記念マラソン・リレーの快挙」『読売新聞』,1917年2月2日,朝刊5面.
3.「奠都記念駅伝競走東海道五三次団体中継徒歩競争規定」『読売新聞』,1917年3月1日,朝刊5面.
4.山本邦夫著『箱根駅伝六〇年』講談社,1958,368p.参照はp.72-77.
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1.『日本大百科全書 3』第2版,小学館.939p.参照はp419.
- キーワード
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- 駅伝
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2008012214211664623
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000048179