レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/02/02
- 登録日時
- 2007/10/26 02:11
- 更新日時
- 2012/03/21 14:19
- 管理番号
- C2007T0202-1
- 質問
-
解決
塩の市場規模について調べるにはどのような資料がありますか。
- 回答
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塩の市場規模について調べるには次のような情報源があります(【】内は当館請求記号)。
●「塩需給実績について」(http://www.mof.go.jp/jouhou/sonota/sio_tbk/st180630.htm )
財務省HP内のデータで、たばこ塩事業室が調査しているものです。平成16年度・17年度の塩の需要量、供給量などのデータを掲載しています。また、用途や性状が特殊なものである特殊用塩の種類別の製造数量、輸入数量、販売等数量などを掲載しています。
●塩事業センター「統計データ」(http://www.shiojigyo.com/data/index.html )
塩の需要量、供給量(主に財務省発表のデータを転載)のほか、「家庭用塩の消費実態に関する調査」など、塩に関するレポートをみることができます。
上記の情報源を中心としてまとめた資料に次のようなものがあります。
●『食品流通統計年鑑』(流通システム研究センター 年刊 【Z41-9】)
「食塩」の項目が立てられています。平成11~16年度の需要量推移(平成11~16年)や総務省 「家計調査」による1世帯あたりの塩に支払った金額などを掲載しています。他に塩の主要国別輸入数量・金額の推移といったデータも掲載しています。
●『食品産業事典』(日本食糧新聞社 2003 【YU7-H128】)
上巻のpp.591-598に「塩」の項目があります。塩の歴史、種類、消費統計などが詳細に記述されています。財務省発表のデータのほか、家計調査によるデータなどに基づいて記述されています。
●『日本人の食生活を読み解くデータ総覧.2006』(生活情報センター 【EG257-H243】)
pp.194-195に、「塩」の項目があります。塩の需給見通しや1人当たりの食塩摂取量のほか、世界の塩生産量のランキング上位50カ国(“Minerals Yearbook”のデータに基づく)が掲載されており、1位アメリカ、2位中国、3位ドイツという結果になっています。
●「食用塩の市場動向」(『食品と開発』(CMPジャパン 月刊 【Z17-380】 2007年1月号pp.43-48掲載)
2006年の食用塩の業界トピックスやトレンドを紹介しています。塩需給実績の動き、取扱い業者数の動き、特殊製法塩・輸入メーカー各社の動向などの記事があります。
国外の塩の生産量の動向を調べるには次の資料が有用です。
●“Minerals Yearbook”(U.S. Dept. of the Interior, Bureau of Mines 年刊 【Z63-A48】)
様々な鉱物のデータを収録した資料です。この中に‘Salt’の項目があり、塩に関する消費量や生産量などの統計を掲載しています。アメリカ国内データが主ですが、世界各国の塩の生産量やアメリカに対する輸出入量などの国際的なデータも掲載されています。
以上のほか、次のようなインターネット情報源もあります。
●塩の情報室(http://www.siojoho.com/list.html )
日本の塩需給量や日本の食用塩需要のデータと解説を掲載しています。塩の種類と特徴の解説や、塩の性質、塩の安全と選び方なども掲載しており、塩に関する基礎知識を得るためにも有用なページです。
上記資料は最近のデータを調べるためのものです。年代を遡って調べる際は、資料のタイトルや当館請求記号が異なる場合がありますのでご注意ください。
(インターネット最終アクセス:2007年3月6日)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 製塩.塩業 (669 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- しお
- 食塩
- 食品工業
- 需給量
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000038425