レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2001/12/21
- 登録日時
- 2006/08/09 02:11
- 更新日時
- 2009/01/29 16:49
- 管理番号
- 埼浦-2001-075
- 質問
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解決
1951年に発表された以下の論文を探している。「精子における受精能確得(Capacitation)という現象について」。著者はオースティン(Austin)とチャン(Chaing)の共著か。 この主題についての論文はこの年に1つしかない。邦訳されたかどうかは不明。
- 回答
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共著ではなく別々の論文と思われる。論題・掲載誌等は以下の通り。
①「THE CAPACITATION OF THE MAMMALIAN SPERM」 AUSTIN CR:NATURE 170(4321) 326-326 1952
②「FERTILIZING CAPACITY OF SPERMATOZOA DEPOSITED INTO THE FALLOPIAN TUBES」 CHANG MC:NATURE 168(4277) 697-698 1951
- 回答プロセス
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《NDL-OPAC》を検索すると、オースティンの著書は2点ある。そのうち所蔵の『ヒューマン・セクシュアリティ』および『雑誌記事索引 自然科学編』(1961)を調べるが、該当なし。また、《MAGAZINEPLUS》にも該当なし。
《Google》を〈Austin & Chang & Capacitation〉で検索すると、《Frontiers in Bioscience》(英文サイト)収載のある論文の参考文献の中に該当すると思われる文献あり。Ausitin(1952年)とChang(1951年)が別々に発表した論文で「Nature」の170・168号に掲載されている。該当誌所蔵の国会図を紹介する。
追記:Austinの論文は1952年発表。
《PubMed》等の論文検索サイトで検索するが、1951年に発表されたAustinの論文で、論題に「Capaciation」または「Capacity」の語が使われているものは見あたらない。
(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi 米国国立医学図書館 2006/07/12最終確認)
- 事前調査事項
- NDC
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- 一般動物学 (481 9版)
- 知識.学問.学術 (002 9版)
- 参考資料
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- 「Nature 170、168」(国会図蔵)
- キーワード
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- 受精
- 論文-学術
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000029934