レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006年07月15日
- 登録日時
- 2006/07/15 16:49
- 更新日時
- 2019/03/08 14:08
- 管理番号
- 宮崎県立般63
- 質問
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耳川河口より大阪へ日向炭が送り出されたとあるが耳川の美々津の渡し場に関する資料はないか。
- 回答
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『耳川』(都甲鶴男 著 耳川文化の会 平成3年9月)のP23に「(前略)次に耳川下流より渡し場を列記する。美々津渡し=大分県街道に属す。美々津幸脇を渡す渡船ニ艘、川幅百八十間(後略)」と9つの渡し場についての説明あり。また、『宮崎県史 資料編 民俗1』(宮崎県編発行 平成4年3月)P768に「耳川=耳川は河口から52キロメートル上流の山三ケ所村の小八重まで舟筏がのぼった。(中略)その船には二人の船頭が乗り、長刀形の櫂がつけられ、木炭なら八〇俵ほどが積め、人ならば三〇人くらいは乗せられたという。(後略)」と記述あり。
最後に『日向 光満ちるくにの生活誌 日向市史民俗編』(日向市史編さん委員会 日向市 平成17年3月)P30に「(二)美々津渡し 街道筋に通じた耳川河口の「美々津渡し」は古い歴史を持っている。(後略)」と記述あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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日向木炭と大阪市場の関係については『日向木炭史』(日向木炭史編さん委員会 昭和40年3月)『日向木炭経済史 上下巻』(竹内英夫 ほか 昭和40年4月)を参照。なお、『日本木炭史』(日本木炭史編さん委員会 昭和35年3月)のP286には大阪への運搬船についての記載あり。
- NDC
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- 海洋学 (452 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 耳川
- 木炭
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000029600