レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006.06.21
- 登録日時
- 2006/06/21 12:08
- 更新日時
- 2019/03/08 14:06
- 管理番号
- 宮崎県立般57
- 質問
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解決
いもがらぼくとの意味が知りたい。
- 回答
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「芋の茎で作った木刀の様なもので役に立たないものをいう。」(「宮崎県方言辞典」(原田章之進 編 昭和54年2月)のP40。
「イモガラボクタウ・・・ウドノタイボクに就いてムギワラボクタウのことを書いておきましたが、高岡のK・Mさんから左の如く申し越されました。「訂正」ではなく「補足」と録存いたしましょう。「東諸県郡でもウドノタイボクとはいわず、同様の譬喩としてイモガラボウタウといいますが、この「イモ」は「真芋」(里芋)であります。「真芋」のカラ(茎)でありますからいかに太くても長くてもだめたというのでありましょう云々」(「日向の言葉」(若山甲蔵 著 平成12年)のP243。
「宮崎県大百科事典」(宮崎日日新聞社 編 昭和58年)のP73にも新民謡「いもがらぼくと」の説明の中に「純朴でお人よしの日向男性を(芋がら)に・・・例え」と記載あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 方言.訛語 (818 9版)
- 参考資料
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「宮崎県方言辞典」(原田章之進 編 昭和54年2月)M書庫8189/0033
「日向の言葉」(若山甲蔵 著 平成12年)M書庫8189/0073
「宮崎県大百科事典」(宮崎日日新聞社 編 昭和58年)M書庫031/0020
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「宮崎県方言辞典」(原田章之進 編 昭和54年2月)M書庫8189/0033
- キーワード
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- 方言
- 民謡
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000029161