レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20000821
- 登録日時
- 2005/02/02 02:15
- 更新日時
- 2012/05/22 11:03
- 管理番号
- D2000F4170
- 質問
-
未解決
男谷精一郎が書いた日記を探している。現存しているか、所蔵館はどこか。
- 回答
-
男谷精一郎(信友)の日記について、『明治維新人名辞典』の参考文献に挙げられている下記資料(1)-(2)の他、(3)以下の資料((5)、(6)は雑誌論文)を調査したが、『明治維新人名辞典』以外に、日記について触れている資料は確認できなかった。
(1) 『日本武芸小伝』 綿谷雪[訳並びに補注] 人物往来社 1962 465p 普及版 <789-W98n-(s)>
内容: 増補・本朝武芸小伝(日夏繁高) 新撰武術流祖録(羽島耀清,池田豊直,青山敬道)
武術流録後輯流名(羽島耀清) 善行録(著者不詳) ありやなしや(清水礫洲)
武術流派便覧(綿谷雪編)
(2) 『東京市史 外編 第3講武所』 東京市編 諸和5 <587-256>
(3) 『人物探訪・日本の歴史 9 剣客の生涯』 暁教育図書 1975 195 <GB71-58>
(4) 『日本剣客列伝』 津本陽[著] 講談社 1987.11 232p (講談社文庫) <KH638-232>
年譜: p.225-232
(5) 榎本鐘司 「幕末剣術の変質過程に関する研究-特に窪田清音・男谷信友関係資料および一刀流剣術伝書類にみられる剣術の一変質傾向について-」 『武道学研究』 13(1) 1980 <Z11-669>
(6) 安部成得 「幕末の剣客男谷精一郎における右文-「平山季重遺跡之碑」をめぐって」
『帝京大学文学部紀要 国語国文学』 21(1989.10) p.171-183
(1)のp.437-452に『明治維新人名辞典』にある参考文献「善行録」がある。前書きによれば、(1)に復刻された本文は写本からの抜粋とのことであるが、写本の所蔵機関は不明。 (2)はp.183-188に男谷精一郎についての記述があるが、日記については触れられていない。(3)はp.130-132が「男谷信友」にあたる。(3)には男谷の書画の写真が掲載されているが、巻末の「掲載資料所蔵者一覧」によれば、この画の所蔵者は「東京・男谷精一郎氏」となっている。男谷精一郎(信友)との関係について詳しい記載はなく詳細は不明。また、男谷の子孫の方の連絡先についても記載のある資料は見当たらなかった。
< >内は当館請求記号
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マイクロフィルムにて以下を所蔵しています。(2005年11月14日記)
<当館請求記号>YD-123
男谷下総守信友日記 1リール (天保2-15,弘化1,文久2-3)
※この資料はNDL-OPACでは検索できません。東京本館図書別室で利用できます。(※印部分は2012年5月23日追記)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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『明治維新人名辞典』(日本歴史学会編 吉川弘文館 昭和57)のp.247に記載あり。
『人物書誌索引』(日外アソシエーツ) 78/91、78/91 以前のもの →なし。
『伝記・評伝全情報』(日外アソシエーツ) 45/89、90/94 なし。
『剣道事典』(島津書房) → なし。
- NDC
-
- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 男谷精一郎(オダニ セイイチロウ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 公共図書館
- 登録番号
- 1000014184