レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/07/31
- 登録日時
- 2024/03/13 00:30
- 更新日時
- 2024/03/13 12:33
- 管理番号
- 所沢椿峰-2023-011
- 質問
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解決
江戸時代にあった寺子屋について、歴史や文化などを知りたい。
- 回答
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下記資料に記載があります。
〇『日本史総合辞典』 林陸朗/[ほか]編集 東京書籍 1991年
〇『新編日本史辞典』 京大日本史辞典編纂会/編 東京創元社 1990年
〇『江戸早わかり事典』 花田富二夫/著 小学館 2010年
〇『日本国民をつくった教育』 沖田行司/著 ミネルヴァ書房 2017年
〇『江戸の庶民文化』 日本の伝統を守る会/編 岩田書院 2021年
〇『図説江戸・幕末の教育力』 洋泉社 2013年
- 回答プロセス
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1.下記資料に記載があります。
〇『日本国民をつくった教育』 沖田行司/著 ミネルヴァ書房 2017年
p.13-54に「第1章 寺子屋で学ぶ庶民」の項目あり。歴史や起源、経営、罰、教育、生活などの記述あり。
〇『図説江戸・幕末の教育力』 洋泉社 2013年
p.81-96に「第3章 庶民の教育熱に応えた寺子屋」の項目あり。「寺子屋教育の真実」、「寺子屋の教科書「往来物」」、「『小野篁歌字尽』を読む」、「『手習稽古所取極帳』を読む」の記述あり。また、書物の写真や風景画の記載あり。
2.後日調査の追加事項
〇『日本史総合辞典』 林陸朗/[ほか]編集 東京書籍 1991年
p.674に「私塾と寺子屋 しじゅくとてらこや」の項目あり。「(前略)その結果,以前は寺院などの庇護下に置かれていた学者たちが,寺子屋や私塾を経営することで生活の基盤を得,自立していった。そして,両者はともに昌平黌や藩校とは異なり,政治権力とは一応無関係に民間で経営された。まず寺子屋は,庶民の毎日の生活に密着した読み・書き・算盤などを教授する初等教育機関であった。(後略)」と記述あり。
p.676に「寺子屋[てらこや]」の項目あり。「庶民の初等教育機関。6,7歳から12,13歳の者に読み・書き・算盤など日常生活や社会生活に必要な知識・技能・道徳を学ばせた。(中略)寺子屋では往来物などを教科書として用いた。」と記述あり。
〇『新編日本史辞典』 京大日本史辞典編纂会/編 東京創元社 1990年
p.686に「寺子屋 てらこや」の項目あり。「江戸期の庶民教育機関.江戸中期,庶民の日常生活・生産活動の向上につれ,「文字」と「計算」の生活教育の必要より自主的に生れた私塾.(中略)寛政年間より急増し,幕末に最盛期に達し,1872年(明治5)学制頒布を契機に消滅する.」と記述あり。
〇『江戸早わかり事典』 花田富二夫/著 小学館 2010年
p.307に「寺子屋 てらこや」の項目あり。「江戸時代の下級武士や庶民のための教育機関。寺子屋の名称の発生は上方と考えられ、江戸では手習師匠とも言われた。元禄(1688~1704)頃までには、庶民の間でも一般的になっていたと推測される。(中略)教える内容は習字が主である。「いろは」を平仮名・片仮名・漢字で覚え、数字や五十音・往来ものなどを学んだ。(後略)」と記述あり。
〇『江戸の庶民文化』 日本の伝統を守る会/編 岩田書院 2021年
p.74-82に「江戸の庶民教育」の項目あり。歴史や学びの風景などの記述あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 教育史.事情 (372 9版)
- 参考資料
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- 日本史総合辞典 林陸朗/[ほか]編集 東京書籍 1991.11 210.033 4-487-73175-5
- 新編日本史辞典 京大日本史辞典編纂会/編 東京創元社 1990.6 210.033 4-488-00302-8
- 江戸早わかり事典 花田富二夫/著 小学館 2010.6 210.5 978-4-09-626315-0
- 日本国民をつくった教育 沖田行司/著 ミネルヴァ書房 2017.1 372.105 978-4-623-07801-1
- 江戸の庶民文化 日本の伝統を守る会/編 岩田書院 2021.3 210.5 978-4-86602-114-0
- 図説江戸・幕末の教育力 洋泉社 2013.3 372.105 978-4-8003-0109-3
- キーワード
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- 寺子屋
- 江戸時代
- 教育
- 歴史
- 日本史
- 文化
- 手習塾
- 往来物
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000347329