レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/12/15
- 登録日時
- 2023/12/23 00:30
- 更新日時
- 2023/12/24 11:03
- 管理番号
- 所沢吾妻-2023-009
- 質問
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解決
お年玉くじ付き年賀はがきが初めて発行されたのはいつか知りたい。
- 回答
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『知ってる?郵便のおもしろい歴史』 (郵政博物館/編著 少年写真新聞社 2018年)によると、「初のお年玉くじつき年賀はがきは、一九四九年一二月に発行されました」と記載があります。
下記の資料に記載があります。
【図書】
〇『知ってる?郵便のおもしろい歴史』 郵政博物館/編著 少年写真新聞社 2018年
〇『年賀状の戦後史』 内藤陽介/[著] 角川書店 2011年
〇『年賀状のおはなし』 日本郵便株式会社/監修 ゴマブックス 2019年
【インターネット】
〇「年賀状の歴史と話題」(郵便局)
- 回答プロセス
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1、所蔵資料の内容確認
〇『知ってる?郵便のおもしろい歴史』 郵政博物館/編著 少年写真新聞社 2018年
p129-p130 「お年玉くじつき年賀はがきの発行」に下記のように記載あり。
「初のお年玉くじつき年賀はがきは、一九四九年一二月に発行されました。考えたのは仕立て屋を経営する林正治という人でした。(略)」
2、後日調査による追加資料
〇『年賀状の戦後史』 内藤陽介/[著] 角川書店 2011年
p26-p29 「世界初「くじ付き葉書」という発明」に下記のように記載あり。
「さて、昭和二十四年用の年賀郵便の特別取扱が大過なく終了したことを受け、同年六月一日に発足した郵政省(旧逓信省は郵政省と電気通信省に分割された)は、戦後復興が進んできたことも踏まえ、昭和二十五(一九五〇)年用の年賀郵便の取扱量を前年(六千九百万通)の三倍程度とする目標を設定する。
こうした郵政省の強気の姿勢を強力に後押ししたのが、京都在住で大阪・心斎橋北詰で洋品雑貨店「株式会社ハヤシ」を経営していた林正治の提案した‟お年玉くじ付き年賀葉書”、いわゆる‟お年玉はがき”だった。(後略)」
〇『年賀状のおはなし』 日本郵便株式会社/監修 ゴマブックス 2019年
p183-p203 「お年玉くじつき年賀葉書の登場」に下記のように記載あり。
「昭和24年(1949)。(中略)年賀状の歴史の中で、最も大きな転換期が訪れます。今に続く「お年玉くじつき年賀葉書」の登場です。(後略)」
3、インターネットで検索
〇「年賀状の歴史と話題」(郵便局ホームページ PDFファイル)
p14、p15 「くじ付き年賀葉書の誕生」に下記のように記載あり。
「昭和24年12月に、新しい試みとして、お年玉くじつきの年賀葉書の発行が始まりました。」
4、記載のなかった資料
×『モノのはじまりを知る事典』 木村茂光/著 吉川弘文館 2019年
×『郵便史』 丹下甲一/著 日本郵趣出版 2007年
- 事前調査事項
- NDC
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- 郵便.郵政事業 (693 9版)
- 参考資料
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- 知ってる?郵便のおもしろい歴史 郵政博物館/編著 少年写真新聞社 2018.11 693.2 978-4-87981-656-6
- 年賀状の戦後史 内藤陽介/[著] 角川書店 2011.11 693.8 978-4-04-110087-5
- 年賀状のおはなし 日本郵便株式会社/監修 ゴマブックス 2019.11 693.8 978-4-8149-2201-7
- 年賀状の歴史と話題 -郵便局- https://www.post.japanpost.jp/kifu/data/h0811_nenga.pdf 2023/11/10
- キーワード
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- 年賀状
- お年玉
- 郵便
- はがき
- くじ
- お正月
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000343906