レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20230825
- 登録日時
- 2023/10/10 00:30
- 更新日時
- 2023/12/09 15:49
- 管理番号
- 0000202426
- 質問
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解決
佐賀藩の軍艦・藩船の旗印はどんな模様だったのか。
- 回答
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次の資料に記載がありました。
(1)『校注葉隠』 〔山本常朝/口述〕 〔田代陣基/筆録〕 栗原荒野/編著 青潮社 1975
p.488 聞書第六 「671 池上六太夫即座の創意、朝鮮陣と鍋島家船印角取旗」
御船印 角取紙の事
高麗陣の時、諸手の船には印ありて此御方の船計り印これなく候に付て、御船頭池上六太夫即座に鼻紙を取集め、隅取紙にて御船印に仕り候なり。
※角取紙…角から角へ対角線を引き、一半を黒く塗ったもの。爾来佐賀藩の旗印となり、藩海軍の軍艦旗ともなった。
※佐賀県立図書館データベース「葉隠-HAGAKURE-」にて公開。「葉隠」の各種写本、『校註葉隠』の本文及び英訳、雜誌『葉隱研究』他の目次等のデータベースです。
『校註葉隠』(本文 校註者:栗原荒野)→「12 聞書 第六 田代陣基編 451~608」より該当のp.488を御覧ください。【最終アクセス日:2023.12.9】
(2)『大艦・巨砲ヲ造ル 江戸時代の科学技術』 佐賀県立佐賀城本丸歴史館/編 佐賀県立佐賀城本丸歴史館 2005
p.90 「159 明治維新当時諸藩艦船図」明治時代
大名が幕府に届け出た洋式帆船・蒸気舩に掲げる船印の図の写し。「電流丸」「晨風丸」の図に、角取紙の模様の旗印が確認できる。
p.91 「160 軍艦図」江戸時代末期
岡山藩が寄港した佐賀藩の電流丸・観光丸・晨風丸の船印を書き留めた絵。それぞれ佐賀藩船の絵に、角取紙の模様の旗印が確認できる。絵の賛(説明書き)にも角取紙の記載あり。
(3)『佐賀県近世史料 第5編第2巻』 佐賀県立図書館/編集 佐賀県立図書館 2015
白帆注進外国船出入注進 一
p.639 「晨風丸」
p.721 「皐月丸」
晨風丸・皐月丸の絵に角取紙の模様の旗印が確認できる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 九州地方 (219)
- 参考資料
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(1)『校注葉隠』 〔山本常朝/口述〕 〔田代陣基/筆録〕 栗原荒野/編著 青潮社 1975
https://www.sagalibdb.jp/hagakure/list02/ -
(2)『大艦・巨砲ヲ造ル 江戸時代の科学技術』 佐賀県立佐賀城本丸歴史館/編 佐賀県立佐賀城本丸歴史館 2005
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008044565-00 -
(3)『佐賀県近世史料 第5編第2巻』 佐賀県立図書館/編集 佐賀県立図書館 2015
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I026497399-00
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(1)『校注葉隠』 〔山本常朝/口述〕 〔田代陣基/筆録〕 栗原荒野/編著 青潮社 1975
- キーワード
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- 佐賀藩
- 藩船
- 旗印
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000339569