レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008年10月17日
- 登録日時
- 2008/11/12 11:46
- 更新日時
- 2008/11/12 11:46
- 管理番号
- 福井県図-20081017
- 質問
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解決
北条県(旧美作国を県域とし、明治4年~9年にかけて存在した県)の参事(知事)だった小野立誠は、廃藩置県時には越前大野藩の藩士だったらしい。分限帳などで、武士としての階級が分からないか。
- 回答
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分限帳・由緒書(ともに抜粋)に小野姓自体が見当たらない。小野立誠の武士としての階級は不明だが、下級武士の可能性が高い。
- 回答プロセス
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『大野市史(藩政史料編一)』に、越前大野・土井家家臣由緒書(抜粋)と土井家分限帳(抜粋)が収録されているので確認する。しかし小野姓自体が見当たらない。まえがきには、元の文書から歴史的価値が高い部分を抜粋して収録したとあるため、ここに載っていないということは、下級武士の可能性が高い。
福井県文書館が分限帳を含む土井家文書を撮影したマイクロフィルムを所蔵している。なお、分限帳・由緒書の全文を活字にしたものはない。
質問者には、小野立誠は下級武士だった可能性が高いことと、小野姓(名前は改名した可能性が高い)が載っている可能性が高い分限帳・由緒書の全文が見たい場合には、福井県文書館で見ることができる旨を伝える。
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 8版)
- 参考資料
- キーワード
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- 大野藩
- 福井県大野市
- 小野立誠
- 土井家
- 家臣
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000048884