レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年03月24日
- 登録日時
- 2013/05/29 19:53
- 更新日時
- 2014/08/27 14:27
- 管理番号
- 中央-1-00509
- 質問
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解決
1919(大正8)年に、日本に会計士の資格試験はあったか。また、税理士の資格試験はあったか知りたい。
- 回答
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質問の頃には会計士という資格が無いので、試験も無い。
同じく、税理士の資格も無かったので、試験も無い。
- 回答プロセス
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国会図書館サーチで「資格&歴史」で検索すると、『日本の公的職業資格制度の研究:歴史・現状・未来』(辻功著、日本図書センター、2000)という資料がヒットした。
この資料によると、p.131より、1907年から1945年までに現在の税理士資格の前身である税務代理士の資格が成立している。p.132によると、税務代理士法が1942(昭和17)年に成立し、税務代理士の資格はすべて無試験認定で取得されるとの記述あり。
p.133によると、無試験認定を規定している税務代理士法第2条に、1927年にできた計理士も含まれている。
p.161の税理士のところの参考文献に『税理士制度沿革史』(日本税理士会連合会、1969)が挙げられており、埼玉県内の図書館で所蔵していたので取り寄せて、『日本の公的職業資格制度の研究:歴史・現状・未来』と一緒に提供した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 経営管理 (336 9版)
- 労働経済.労働問題 (366 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 税理士
- 会計士
- 資格試験
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000131776