レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/07/12
- 登録日時
- 2013/08/01 00:30
- 更新日時
- 2013/08/08 10:49
- 管理番号
- 6000012061
- 質問
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解決
書道で用いる道具のひとつ墨床について書かれた資料はないか。
- 回答
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『文房至寶』(河出書房新社)『文房四宝入門』(里文出版)等の資料を提供した。
- 回答プロセス
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「墨床」をキーワードに蔵書検索すると『文房四宝入門』(里文出版)が見つかった。
書道具のことなので関連書架にあった図書の内容を確認し、記載のあったものを提供した。
『書道百科事典』(木耳社)p283
「墨台、墨架ともいう。これは日常よく使う墨で、磨った後に濡れたまま置いては机が汚れるので、それを防ぐために、磨った墨をのせる台のことをいう。墨の磨り口の液は本来は、紙等で拭き取っておいた方がよい。」
*モノクロ写真あり(3例)
『文房四寶』(河出書房新社)
墨床の項目にて清代の4点をカラーで掲載。玉製墨床・紫檀の台、玉墨床・銀象嵌の台、水晶墨床・黄陽木の台、水晶墨床・黒檀の台
『文房四宝』(平凡社)p120
「日本ではあまり発達しなかった文房具に墨床(墨台ともいう)がある。硯、筆、墨、水滴をまとめて硯箱に納める方式の日本と異なり、中国は硯それぞれに合わせ、ぴったりした容れ物を作る方式だから磨り終わってまだ濡れている墨をおく道具が必要となるのである。」
*カラー写真4例。黄玉蝶墨床、帯鉤を墨床としたもの、古銅墨台、明染付墨床
- 事前調査事項
- NDC
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- 書.書道 (728 9版)
- 参考資料
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- 『文房至寶』楠 文夫/[編]著(河出書房新社) (p57)
- 『文房四宝入門』北畠 雙耳/著(里文出版)
- 『書道百科事典』阿保 直彦/編(木耳社) (p283)
- 『書道辞典』飯島 春敬/編(東京堂出版) (p745)
- 『文房四宝』宇野 雪村/著(平凡社) (p120)
- キーワード
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- 書道(ショドウ)
- 文房具(ブンボウグ)
- 文房四宝(ブンボウシホウ)
- 墨床(ボクショウ)
- 道具(ドウグ)
- 工芸品(コウゲイヒン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000134882