レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2004/08/10
- 登録日時
- 2005/02/17 02:17
- 更新日時
- 2009/05/18 15:32
- 管理番号
- 埼久-2004-022
- 質問
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解決
「浅田麟之助惟季」(戊辰戦争時旧幕府伝習隊の一員で、箱館戦争後「乙葉林八」と改名)は、同時期の漢方医「浅田宗伯(名は惟常)」の親族ではないか。娘婿という話を人づてに聞いた。浅田家の家系図か、二人の関係がわかるなんらかの資料がほしい。
- 回答
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『近世漢方医学書集成95 浅田宗伯1』所収の「浅田家家系図」に、宗伯の娘〈いく〉の下に「よし 乙葉林八妻」と記載あり。他に二人の関係を示す文献は見つからず。
- 回答プロセス
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浅田宗伯に関する記述は『明治過去帳』『明治維新人名辞典』『幕末維新人名事典』『御薬さらし水飴-浅田飴八十年史』などにあるが、その中に麟之助に関する記述は出てこなかった。
戊辰戦争関係の資料にもあたるが、『戊辰役戦史 下』p31に「隊長(頭取)浅田麟之助も重傷…」との一文があったのと、『幕府歩兵隊』に浅田惟季が手記「北戦日誌」を書いているとの記述があったのみ。
「北戦日誌」は「国書総目録」等にはなく、活字になっていないらしい。
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- 『近世漢方医学書集成95 浅田宗伯1』 名著出版 1982
- キーワード
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- 浅田 麟之助(アサダ リンノスケ)
- 浅田 宗伯(アサダ ソウハク)
- 人物-幕末-明治維新
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000020253