レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/6/23
- 登録日時
- 2019/12/15 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:40
- 管理番号
- M19062816007954
- 質問
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『究竟僧綱任』とは、何時代のどんな資料なのか知りたい。
- 回答
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①『日本中世の仏教と東アジア』の「第四章 高山寺旧蔵「究竟僧綱任」- 解題・影印・翻刻」には、「究竟僧綱任」の全ての影印、翻刻が掲載されている。また、本書内では、「究竟僧綱任」の体裁や伝来、構成についても解説されている。
「究竟僧綱任」の概要については、次のような解説がある。
「ここに紹介する高山寺旧蔵「究竟僧綱任」一帖(現・東大寺図書館架蔵、貴重書一四二箱八六一号)は、応保二年(一一六二)の僧綱および阿闍梨の歴名帳である。本書には総計五四四名分の僧綱・阿闍梨の補任と、そのうち三〇〇名の僧侶が記載され、当時の僧綱・阿闍梨の年令・所属・出身、あるいは阿闍梨職が設置された個別寺院の動向などを知ることができる。」
②『五十音引僧綱補任僧歴綜覧』の凡例部分にも、資料①と同様の解説があり、「究竟僧綱任」は、「平安末期の僧侶の動向を知る上で有益な資料」と紹介されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 仏教 (180 9版)
- 参考資料
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①横内裕人『日本中世の仏教と東アジア』 塙書房,2008,4,593,17p. 参照はp.129-175.
②平林盛得『五十音引僧綱補任僧歴綜覧』 笠間書院,2008,4,357p. 参照はp.ⅱ.
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①横内裕人『日本中世の仏教と東アジア』 塙書房,2008,4,593,17p. 参照はp.129-175.
- キーワード
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- 僧侶ー名簿
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2019062816004307954
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000270305