レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年03月04日
- 登録日時
- 2012/02/24 18:57
- 更新日時
- 2012/12/26 11:07
- 管理番号
- 新県図-01193
- 質問
-
解決
明治33年ごろに先祖が住んでいた、新潟県中蒲原郡沼垂町(現在の新潟市東区神明町付近)の歴史を調べたい。
- 回答
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明治33年当時神明町に住んでいたとのことですので、沼垂といっても山ノ下であったと思われます。沼垂と山ノ下はもともと別々の集落でしたが、信濃川の決壊により共に数回移転し、沼垂地籍だった神明町が山ノ下の集落となったという経緯があります。明治21年(1888)町村制が公布され、沼垂は周辺の3か村と合併し沼垂町となり、山ノ下は6か村で松島村となりました。しかし山ノ下はここから離脱し、明治31年、沼垂町へ合併しました。したがって沼垂と山ノ下両方の資料を見る必要があります。
『新潟市合併町村の歴史』第3巻(新潟市/編・発行 1980 当館請求記号:214.1/N72/3)は中蒲原郡から合併した町村の歴史(上)として、沼垂・山ノ下・大形を収録しています。そのうち、沼垂町はp1~181、山ノ下はp182~233に出ています。また、『新潟市合併町村の歴史 史料編』第2巻(新潟市/編・発行 1980 N213/15/シ-2)にも沼垂町・山ノ下関係資料が収録されています。
ほかに、沼垂町の歴史を記した資料に次のものがあります。
「沼垂町誌」中蒲原郡/編(『中蒲原郡誌』下編 中蒲原郡/編・発行 1915 N215-N34-3 所収)
『沼垂物語』(沢村洋/編 沼垂郷土史研究同人会 1967 N215-Sa95)
『ぬったり』(伊藤鼎/ほか編著 沼垂定住三百年祭実行委員会 1984 N213-33)
『沼垂讃歌』(逢坂政二/著・発行 2000 N2*13-O73)
『沼垂記』復刻版(新潟市立沼垂図書館/編 沼垂の今昔を語る会 2008 N2*13-N727)
また、山ノ下の歴史を記した資料に次のものがあります。
『山の下変遷考』(新潟市立沼垂図書館/編・発行 1969 N213-N72)
『松と砂丘と港』(新潟市立山ノ下中学校社会科研究部/編 新潟市立山ノ下中学校 1980 N213-13)
『山の下の記』(堀川善興/著 山の下臨港町内会 2002 N2*13-H89)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 北陸地方 (214 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 新潟市の歴史
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000102183