レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008年09月25日
- 登録日時
- 2008/11/28 10:29
- 更新日時
- 2008/12/05 09:57
- 管理番号
- 広県図20080033
- 質問
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未解決
江戸時代の資料『新著聞集 第十』(吉川弘文館)に「備後国神石郡袖辺町」とあるが,現在のどこか。
- 回答
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神石(じんせき)郡内には「袖辺」という地名はない。
備後国には安那(やすな)郡に「神辺(かんなべ)」という地名がある。現在の福山市(合併前は深安(ふかやす)郡)神辺町。
- 回答プロセス
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『日本随筆大成 第2期5』所収の『新著聞集』(p231~447)のうち「第十 奇怪篇○四子を同産す」(p351)に「備後神石郡袖辺町」の記載あり。
『角川日本地名大辞典 34巻 広島県』,『日本歴史地名大系 35 広島県』で確認するも「袖辺」という地名はなし。
『備後叢書』(西備名区 巻56~巻58 神石郡),『神石郡誌』にも「袖辺」なし。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 9版)
- 参考資料
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- 『日本随筆大成』第2期第5巻 日本随筆大成編集部/編 吉川弘文館 1994 (p351)
- キーワード
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- 神石郡(広島県)
- 袖辺町
- 照会先
- 寄与者
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- 京都府立総合資料館
- 備考
- 京都府立総合資料館所蔵の,明治24年刊行の和装本『新著聞集』(澤田吉左衛門 1891)では「備後神石郡袖辺町」に「びんごかみいしこおりそてべまち」とルビがふってあるとのこと。
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000049340