レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年03月18日
- 登録日時
- 2014/03/18 16:16
- 更新日時
- 2014/03/18 16:49
- 管理番号
- 20140318-3
- 質問
-
解決
孔版について知りたい。
- 回答
-
日本国語大辞典
こう‐はん 【孔版】
〔名〕
謄写版(とうしゃばん)の別称。あなばん。
孔版 【こうはん】 コトバンク
http://kotobank.jp/word/%E5%AD%94%E7%89%88 (2014/03/18確認)
デジタル大辞泉
こう‐はん【孔版】
謄写版・スクリーン印刷など、細かい孔(あな)のある版の裏側からインクをにじみ出させて印刷する方法。孔版印刷。
世界大百科事典 第2版
こうはん【孔版】
版材そのものに孔のあいている印刷版。凸版や平版,凹版に対していう。古くから利用されている謄写版のように,蠟紙に細かい孔をあけ,枠に固定してインキローラーをころがせば,インキは孔を通り抜けて蠟紙に密着させておいた紙に模様や字を印刷することができる。謄写版において蠟紙に孔をあける方法としては,やすりと鉄筆を使う手書きに始まり,次いでタイプ孔版になり,蠟紙に強くタイプを打って孔をあける方法が利用されたが,やがて写真製版による孔版が盛んとなり,それもしだいにオフセット印刷におきかえられつつある。
日本大百科全書(ニッポニカ)
孔版印刷
こうはんいんさつ
型紙を枠に張り、上からインキを押し出して印刷する方法。版そのものに孔(あな)があいているので、この名称となった。この種の印刷法には謄写版、スクリーン印刷などが含まれる。謄写版は、蝋(ろう)紙を金属製やすりの上に置き、文字や図を鉄筆で書くと、その部分だけ蝋がはがれる。布を張った枠にこれを張り、ローラーでインキをつけると、蝋のはがれた部分はインキが通過して紙に移る。鉄筆で書くかわりにタイプライターの活字を強く押し付けてもよい。これはタイプ孔版、孔版タイプ、孔版タイプ印刷などとよばれ、軽印刷として利用された。・・・
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 印刷 (749 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 印刷
- 孔版印刷
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000150743