レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年02月28日
- 登録日時
- 2017/11/28 15:28
- 更新日時
- 2019/01/05 10:33
- 管理番号
- r180
- 質問
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「マムシが威嚇するときは山椒の葉のにおいがする」と聞いたことがある。これについて書かれた資料はあるか。
- 回答
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次の資料に関連記述を確認しました。
・『和漢三才図会 7』(寺島良安/著,島田勇雄/ほか訳注 平凡社 1987)
p.33に「つねに好んで山椒の樹に蟠っている。それで蝮の身体には山椒の気香(かざ)がする」とあります。
・『世界大博物図鑑 第3巻』(荒俣宏/著 平凡社 1990)
p.242に「マムシは山椒を好むから、身はその香りに満ち」とあります。
出典として「和漢三才図会」を挙げています。
・『日本史小百科 14』(岡田章雄/編 近藤出版社 1979)
p.146「57 辯才天と巳成金」の項に、「蝮は好んで山椒の樹にまつわり付くので山椒の香がする」とあります。こちらも出典として「和漢三才図会」を挙げています。
・『日本動物大百科 第5巻』(千石正一/編 平凡社 1996)
p.102に「敵に対する威嚇行動としては、尾を震わせて音を立て、近づいたら咬みつこうと身構える。(中略)また、総排出腔にある臭腺から悪臭を出す」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 動物学 (480)
- 脊椎動物 (487)
- 参考資料
- キーワード
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- マムシ
- 山椒
- 威嚇行動
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000225548