レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/07/30
- 登録日時
- 2009/01/10 02:10
- 更新日時
- 2009/01/10 02:10
- 管理番号
- tr158
- 質問
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解決
早野巴人の句「焚くほどは夜の間に溜る落葉哉」の出典を知りたい。
- 回答
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早野巴人(はやの はじん)は烏山出身の俳人です。
宝井其角、服部嵐雪のもとで俳諧を学び、与謝蕪村、高井几圭、望月宗屋らの名匠を育てました。
出典:『栃木県歴史人物事典』(栃木県歴史人物事典編纂委員会/編集 下野新聞社 1995)
『俳句人名辞典』(常石英明/編著 金園社 1997)
・『蕪村の師巴人の全句を読む 「夜半亭発句帖」輪読』(蕪村研究会/編 丸山一彦/監修 下野新聞社 1999)
巻末に初句索引があり、句番号220としてこの句があります。(本文はp286に掲載)
上記資料の序文・凡例によると『夜半亭発句帖』は、巴人の遺吟287句を収めたものであるとのことです。
よって、「焚くほどは夜の間に溜る落葉哉」の出典は『夜半亭発句帖』であることが分かりました。
なお、『夜半亭発句帖』は以下資料に収録されており、活字でご覧いただくことができます。
・『日本俳書大系9 中興俳諧名家集』(日本俳書大系刊行会/編 日本俳書大系刊行会 1926)
・『古典俳文学大系13 中興俳諧集』(鳥居清/校注 山下一海/校注 集英社 1970)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 早野巴人
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000050554