レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/3/14
- 登録日時
- 2015/03/14 11:06
- 更新日時
- 2015/03/28 08:21
- 管理番号
- 20090164
- 質問
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解決
牧野富太郎博士に標本を送っている長沢利英氏(山形県出身)の経歴を教えてください。明治末から大正時代に活躍された方と思われます。
- 回答
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長沢利英氏について、資料1『新編 庄内人名辞典』に掲載がありましたので、その要約を下記に記述します。
長沢 利英(ながさわとしひで)
雄之助
嘉永1(1848)8.23~明治38(1905)1.5
教育者。鶴岡上肴町の富商鷲田民蔵(利政)の次男として生まれる。のちに、長沢顕郎(惟和)よりその才能を認められて義兄弟となり、長沢を姓とした。明治2年(1869)上京、同8年(1875)まで、慶応義塾、開拓仮学校、攻玉社に学ぶ。同10年(1877)、鶴岡変則中学設立で招かれ一等訓導となり、11年以降は、山形県師範、山形中学、愛媛県師範等の教諭を歴任、同25年(1892)5月、荘内中学校の理科教員となる。理科学、博物学等に該博な知識を有し、山野を跋渉した。数百点の植物標本が国立科学博物館に収蔵されている。学徳あり衆望をあつめたが58歳で没する。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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資料①新編庄内人名辞典/庄内人名辞典刊行会編/1986(K281.03/ショ)
※( )は当館の請求番号です。
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資料①新編庄内人名辞典/庄内人名辞典刊行会編/1986(K281.03/ショ)
- キーワード
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- 長沢利英
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000168964