レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/08/30
- 登録日時
- 2023/11/22 00:30
- 更新日時
- 2023/11/22 00:30
- 管理番号
- 6001061373
- 質問
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解決
今日の朝のテレビ番組で、アイドルが詠む短歌の大会を開催していると聞いた。詳細が知りたい。
- 回答
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大会形式ではないが、アイドルが短歌に挑戦する「アイドル歌会」という名のイベントが2021年より開かれている。
選者は歌人の笹公人、同じく歌人の俵万智、『短歌研究』の編集長である国兼秀二、イベントのMCである吉田尚記の四名。
公式歌集も出ており、イベント内で発表された作品やファンがSNSで投稿した付け句などが確認できる。
・『アイドル歌会公式歌集 1』(俵万智/編 笹公人/編 吉田尚記/編 短歌研究社 2022.9)
本書の収録範囲は2021年7月6日に行われた「アイドル歌会@サラダ記念日」(第一回)から2022年6月16日に行われた「アイドル歌会@卒業スペシャル」(第五回)まで。ただしp.193-197に「アイドル歌会 TIF出張版」で発表された作品も紹介されている。
また、p.220に本イベントが開催されるに至った経緯が簡単に紹介されている。
雑誌や新聞などでも「アイドル歌会」について紹介されている。
読売新聞の記事についてはヨミダスで本文の閲覧不可のため、原紙で確認。その他の記事はそれぞれ「日経テレコン」、「毎索」で本文の閲覧可能。
<新聞記事>
・「SNS時代のアイドル歌会 「推し」が詠むからグッとくる」『日本経済新聞』2021年7月20日夕刊 12面
・「アイドル歌会-笹公人(文化)」『日本経済新聞』2021年9月12日朝刊 28面
・「[短歌あれこれ]アイドル歌会 俵万智(寄稿)」『読売新聞』2021年12月6日朝刊 大阪版11面
・「特集ワイド:コロナ時代の幸福論 小さな胸キュン味わい直す 歌人・俵万智さん」『毎日新聞』2022年3月11日夕刊 2面
・「短歌って楽しみ方がSNS、アイドル歌会、ファンが下の句、歌人はお題募集、詠んで返信。」『日経MJ(流通新聞)』2022年3月28日 16面
・「「『オンリーワン』探し、アイドルと短歌は似ている」-トキコエテ・インタビュー でんぱ組.inc 鹿目凛さん」「日経速報ニュースアーカイブ 2023年1月1日
<雑誌記事>
・廣野翔一「「アイドル歌会」を体験レポート:短歌研究創刊90周年企画」『短歌研究』79(3) <1055> (短歌研究社 2022.3)p.126-131
・「三十一文字に思いを込めて 短歌にのめり込む若者たち」『週刊朝日』128(24)<5840>(朝日新聞出版 2023.5.19)p.115-117
[事例作成日:2023年8月30日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 10版)
- 参考資料
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- アイドル歌会公式歌集 1 俵/万智‖編 短歌研究社 2022.9
- 短歌研究 短歌研究社 第79巻 第3号 第1055号 (2022-3) (126-131)
- 週刊朝日 朝日新聞出版 1922-2023 第128巻 第24号 5840号 (23.5.19) (115-117)
- キーワード
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- アイドル(アイドル)
- 短歌(タンカ)
- アイドル歌会(アイドルウタカイ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000341351