レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/02/13
- 登録日時
- 2015/07/13 00:30
- 更新日時
- 2015/07/14 10:43
- 管理番号
- 所沢椿峰-2015-004
- 質問
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解決
相撲の「注連縄(しめなわ)」について知りたい。
- 回答
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以下の資料に記述があります。
〇『大相撲の事典』 沢田一矢/編 東京堂出版 1995年
〇『大相撲!』 武田和衛/著 ローカス 2000年
〇『日本相撲大鑑』 窪寺紘一/著 新人物往来社 1992年
〇『相撲の歴史』 新田一郎/著 山川出版社 1994年
〇『大相撲ものしり帖』 池田雅雄/著 ベースボール・マガジン社 1990年
- 回答プロセス
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1.所蔵資料の内容確認
〇『大相撲の事典』 沢田一矢/編 東京堂出版 1995年
p.201 「よこづな[横綱]」の項目に記述あり。
〇『大相撲!』 武田和衛/著 ローカス 2000年
p.44~45 「横綱の土俵入りには、2つの型があるんですって?」の項目に、「雲龍型」と「不知火型」それぞれの土俵入りにおける「化粧廻しの上に締める綱の結び方」(「注連縄」という記述はなし)の違いをイラスト付きで解説。
〇『日本相撲大鑑』 窪寺紘一/著 新人物往来社 1992年
図書内の各所に注連縄を締めた力士の絵図等あり。
下記項目に記述あり。
「第三章 土俵の主役・力士」
p.136~137 「3 横綱」の「横綱の起源」
p.154~155 「5 土俵上の力士の装い」の「さがり」
「第四章 大相撲本場所」
p.204~206 「3 土俵入り」の「横綱の土俵入り」
p.206~208 「3 土俵入り」の「横綱とは何か」の項。「「横綱」とは元来、地鎮祭の行われる地面に張った綱のことで、「結の神緒」すなわち生々発展してやまない「産霊の神緒」を意味した。~(中略)~寛政元年(一七八九)に横綱免許を受けた谷風梶之助と小野川喜三郎が注連縄をつけて土俵入りをしている。~(中略)~注連縄の「シメ」とは禁忌の意で、それが張りめぐらされた区域が清浄に保たれていることを示している。~注連縄の色の白は、わが国では古来穢れを清めるものとされる。~(中略)~このようにその注連縄が神の存在を表示するからには、注連縄から変化した横綱を締める力士としての横綱は、生きながらにして神格化された存在といえる。」等の記述あり。
〇『相撲の歴史』 新田一郎/著 山川出版社 1994年
p.236~246 「「横綱」の創出」の項目に記述あり。
〇『大相撲ものしり帖』 池田雅雄/著 ベースボール・マガジン社 1990年
p.82~89 「横綱の始まりは地鎮祭」と「横綱の”綱”のルーツ」の項目に記述あり。
細い注連縄を締めた谷風梶之助の絵図、双葉山・秀ノ山の横綱、横綱千代の富士の土俵入りの白黒写真あり。
2.下記資料には記載がありませんでした。
×『相撲、国技となる』 風見明/著 大修館書店 2002年
×『相撲の民俗史』 山田知子/著 東京書籍 1996年
- 事前調査事項
- NDC
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- 相撲.拳闘.競馬 (788 9版)
- 参考資料
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- 大相撲の事典 沢田一矢/編 東京堂出版 1995.9 788.1 4-490-10386-7
- 大相撲! 武田和衛/著 ローカス 2000.1 788.1 4-89814-066-1
- 日本相撲大鑑 窪寺紘一/著 新人物往来社 1992.7 788.1 4-404-01928-9
- 相撲の歴史 新田一郎/著 山川出版社 1994.6 788.1 4-634-60400-0
- 大相撲ものしり帖 池田雅雄/著 ベースボール・マガジン社 1990.6 788.1 4-583-02834-2
- キーワード
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- 相撲
- 大相撲
- 注連縄
- しめ縄
- 横綱
- 綱
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000177136