レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年04月15日
- 登録日時
- 2020/12/16 12:50
- 更新日時
- 2020/12/16 13:19
- 管理番号
- 京歴-505
- 質問
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解決
昭和43(1968)年頃、龍谷大学の大宮学舎内に設置されていた女子寮の所在がわかる地図と写真はないか。
- 回答
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女子寮の所在を示す地図については、『京都市新家屋精密地図:全商工住宅案内図帳:下京区』の昭和41年(①)p.32と、昭和47年(②)p.32に記載がある。
また、『龍谷大学要覧, 昭和35.41年度』(③)の昭和41年度p.14の右側のページ(ページ付なし)に掲載の「大宮学舎鳥瞰図」に女子寮の記載がある。
女子寮の写真については、『龍谷大学三七〇年の歩み:Founded in 1639』(④)のp.66に「大宮・女子寮正面」「大宮・女子寮室内」の写真が載っている。
同ページには、「1961(昭和36)年の樹徳寮廃止に伴い、大宮・深草学舎内に、女子寮と男子寮が置かれた」という文章も掲載されている。
撮影年の記載がないため、昭和39年に移転する前後のどちらの女子寮の写真かは不明であるが、昭和43年頃入寮していた質問者が、写真を見て当時を懐かしんでいたことから、移転後の写真である可能性が高い。
『龍谷大学三五〇年の歩み』(⑤)のp.66にも④と同じ写真と文章が掲載されている。
- 回答プロセス
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昭和43年頃の女子寮の地図について、当館所蔵の住宅地図『京都市新家屋精密地図:全商工住宅案内図帳:下京区』の昭和41年(①)と昭和47年(②)を確認したところ、いずれも女子寮の記載があった。
龍谷大学の発行資料を確認した。
『龍谷大学三百五十年史, 通史編下巻』(⑥)pp.1033-1040の第30章が「寮生活」となっている。
この資料によると、大宮学舎内の女子寮は、昭和35(1960)年に現在の清和館の場所に設置されたが、昭和39(1964)年に男子寮として使われてきた東寮(現・東黌)に移され、昭和47(1972)年4月に東寮が廃止されたことが記載されている。
『龍谷大学要覧, 昭和35.41年度』(③)の昭和41年度に掲載の「大宮学舎鳥瞰図」に女子寮の記載があった。
『龍谷大学三七〇年の歩み:Founded in 1639』(④)と『龍谷大学三五〇年の歩み』(⑤)に大宮学舎内の女子寮の写真が掲載されていた。
大宮学舎内に女子寮があった昭和35年~昭和47年の『龍谷大学新聞』(欠号有)(⑦)を確認したが、女子寮の地図や写真は見当たらなかった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 大学.高等.専門教育.学術行政 (377)
- 参考資料
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- ①『京都市新家屋精密地図:全商工住宅案内図帳:下京区』住宅協会出版部 1966 (当館請求記号:K1E||291.62||Ky6||)
- ②『京都市新家屋精密地図:全商工住宅案内図帳:下京区』吉田地図 1972 (当館請求記号:K1E||291.62||Ky6||)
- ③『龍谷大学要覧, 昭和35.41年度』龍谷大学編 龍谷大学 1960-1966 (当館請求記号:KS||377.28||R98||)
- ④『龍谷大学三七〇年の歩み:Founded in 1639』龍谷大学編集 龍谷大学 2009 (当館請求記号:K1||377.28||R98||)
- ⑤『龍谷大学三五〇年の歩み』龍谷大学[編] 龍谷大学 1989 (当館請求記号:K1E||377.28||R98||)
- ⑥『龍谷大学三百五十年史, 通史編下巻』龍谷大学三百五十年史編集委員会編 龍谷大学1998 (当館請求記号:K1||377.28||R98||1-2)
- ⑦『竜谷大学新聞』竜谷大学新聞社編 竜谷大学新聞社 1913-2018 (当館請求記号:シ||リユウ||K)
- キーワード
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- 龍谷大学
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000290758