馮道(ふうどう) Yahoo!百科事典[日本大百科全書(小学館)]
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(882―954)
中国、五代の政治家。「ひょうどう」とも読む。瀛(えい)州景城(河北省献県)の人。字(あざな)は可道。唐末に燕(えん)の劉守光(りゅうしゅこう)に仕え、守光が後晋(こうしん)に敗れたのちは李存勗(りそんきょく)(後唐(こうとう)の荘宗)に仕えて翰林(かんりん)学士になる。次の明宗の代には博識多才と他人と競うことのない人柄を買われて宰相に抜擢(ばってき)された。以後、五つの王朝(後唐、後晋、遼(りょう)、後漢(こうかん)、後周(こうしゅう))11人の天子に高位高官として仕えること30年、宰相を20余年務めた。・・・
参考文献
礪波護著『馮道』(1966・人物往来社)
馮道 【ふうどう】 コトバンク
http://kotobank.jp/word/%E9%A6%AE%E9%81%93 (2013/10/03確認)
世界大百科事典 第2版
ふうどう【馮道 Féng Dào】 882‐954
中国,五代の政治家。字は可道。瀛州(えいしゆう)景城(河北省献県)の人。五代後梁の時期に,太原の監軍使であった宦官の張承業が,才能を認めて晋王李存勗(りそんきよく)に推挙し,重要書類の起草を担当させ,後唐王朝の成立に伴い翰林学士となった。明宗が即位するや,宰相に抜擢され,それ以後,後周の世宗にいたる5王朝,8姓,11人の天子に高位高官として30年間も仕え・・・
中国文化史大事典 / 尾崎雄二郎, 竺沙雅章, 戸川芳郎編集代表 東京 : 大修館書店 , 2013 ISBN:97844690128
p.1057 ふうどう 【馮道】
中国学芸大事典 近藤春雄著 大修館書店 1978 ISBN:4469032018
p.684 ふうどう 【馮道】