レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2000/09/13
- 登録日時
- 2005/02/11 02:26
- 更新日時
- 2009/09/23 13:15
- 管理番号
- 埼川-2000-038
- 質問
-
未解決
次の漢詩について、①作者はどのような人か、②漢詩の読み方とその意味について知りたい。「脱青紅■十丈堆 移家欠朝適吾情 独小旧朝忌不満 又携露酒入城来」。作者「頼醇」となっている。屏風に書かれていたらしい。
- 回答
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〈頼醇〉は〈頼三樹三郎〉(ライミキサブロウ)とわかる。①は『頼三樹三郎』を提供する。②質問の漢詩については記述が見あたらなかった。
- 回答プロセス
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『日本史大事典』より、〈頼醇〉は〈頼三樹三郎〉(ライミキサブロウ)とわかる。
『彩-BISC』を〈頼三樹三郎〉で検索し、所蔵の『頼三樹三郎』『頼三樹詩集』をあたる。
①については『頼三樹三郎』を提供する。
質問の漢詩は記載なし。
国会図書館に調査を依頼する。
「一日百韻百詩」「北■遺珠」(いずれも頼三樹三郎著)、「頼三樹傳」「安政三十ニ家絶句」「修補 殉難録稿」「維新志士金脳詩歌評釈」「先賢遺芳 維新志士遺墨集」にあたるが該当なしとの回答をいただく。
以上の調査経過を連絡し、調査を打ち切る。
追記:《WHOPLUS》を〈頼三樹三郎〉で検索すると「儒学者・志士」とあり、回答の書誌を含め人物文献が4件ヒットする。新しい記事は以下のものがあり。
「平安の経文 江差で発見 幕末の儒学者・頼三樹三郎寄贈-中尊寺ゆかり 病気治療の礼」(『北海道新聞 2007.1.11 夕 p12』)(2009/09/21確認)。
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 日本思想 (121 9版)
- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
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- 『頼三樹三郎』(安藤英男 新人物往来社 1974)
- キーワード
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- 頼 三樹三郎(ライ ミキサブロウ)
- 漢詩-日本
- 日本儒学
- 照会先
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- 国立国会図書館
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000016142