レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20150713
- 登録日時
- 2018/12/04 00:30
- 更新日時
- 2018/12/04 00:30
- 管理番号
- 1002384
- 質問
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解決
円鑑池の泥土の除去工事について知りたい。
- 回答
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①
『弁財天堂の復元』(稲嶺 一郎 編、琉鵬会、1985.7)
p49-50 「弁財天堂復元の思い出 真栄田義見」の項目で、「それから二、三年後に琉大からの生活排水でハスの花が枯れ、龍樋や放生池から流れてくる水も少なくなり、せっかくの円鑑池もいつの間にか泥土の池と化した。これを見た稲嶺先生は、大事な歴史遺跡を立ち枯れさせてはいけないと言われた。そこで我々関係者からもお願いして、先生のお力で県当局、琉大当局に働きかけ、泥土化の原因を取り去ってもらった。」の記述がある。
②
『甦る首里城 歴史と復元』(首里城復元期成会 編・刊、1993.3)
p376-377 「中島の復元」の項目で、「直撃弾で跡形もないまでの状況であったため、護岸の工法が切石積かまたは「あい方積」かの判断も出来ず、天女橋との取り付け部分に沿って、旧基礎遺構の探索を泥土を廃して行い、…」の記述がある。
p378 「天女橋(橋路面と勾配)修理」の項目で、「橋体の修理は前項に述べたとおり、円鑑池および中島の工事と平行して行われた。…昭和四十三年(一九六八年)八月三一日には弁財天女堂も復元されたので、この橋の修理工事の機運も高まり、琉球政府文化財保護委員会では昭和四十四年(一九六四年)度予算で着手することになり、設計は日本政府の技術援助で、文部省文化庁文化財保護部建造物課が担当、琉球政府文化財保護委員会の監督の下に請負事業とした。…昭和四十三年(一九六八年)九月十八日着工、翌昭和四十四年(一九六九年)三月十五日竣工。」の記述がある。
③
『特別重要文化財天女橋修理工事報告書』(琉球政府文化財保護委員会 編・刊、1970.6)
p5 「…円鑑池及び中之島の囲牆の復原と併行して…」の記述がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 技術 (5)
- 参考資料
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- 弁財天堂の復元 稲嶺 一郎/編 琉鵬会 1985.7 (p49-50)
- 甦る首里城 歴史と復元 首里城復元期成会/編 首里城復元期成会 1993.3 (p376-378)
- 特別重要文化財天女橋修理工事報告書 琉球政府文化財保護委員会/編 琉球政府文化財保護委員会 1970.6 (p5)
- キーワード
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- 円鑑池
- 弁財天堂
- 天女橋
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000247066