レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 平成17年3月22日
- 登録日時
- 2005/03/22 12:24
- 更新日時
- 2019/03/08 14:28
- 管理番号
- 宮崎県立般6
- 質問
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解決
宮崎における景清伝説について研究したものはないか。
- 回答
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『日向郷土志資料』の「景清伝説」(日野巌著)によると日向国に景清の遺跡のあることは有名な事実であるが、その伝説はよほど古いものらしい。足利末期頃からその伝説があったものであろうとある。
遺跡として有名なものは宮崎市下北方町にある景清廟である。
景清廟建立の由来は『宮崎市史(第一)』(松尾宇一著)にある。
なお伝説の一つとして景清が両目を抉った地を生目といい生目神社として祀ってあることが『新編生目郷土史』に書かれている。
『落日後の平家』(永井彦熊 著)の「景清全国的の遺跡」の中で宮崎県日向国北諸県郡山之口に亀鶴三石城あり景清の気づく所と伝う、景清の女人丸姫を祀れる薬師堂が城跡にある。」と記述があり
『山之口町史』の「亀鶴三石城址」に人丸姫の薬師様の御堂があると記述がある。
このように景清伝説は諸説あるが、研究したものは見当たらない。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 伝説.民話[昔話] (388 9版)
- 参考資料
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『新編 生目郷土史』(宮崎市生目地区振興会 平成11年2月)|第4節 伝説と民話、地名のおこりP808
『日向郷土志資料第2・3巻』(日向郷土会 昭和7年8月)P1、86
『生目義士』(田中与四郎 著 昭和33年3月)
『景清外伝』(1884年10月)
『宮崎市史(第一)』(松尾宇一 著 昭和23年8月)P80、86
『日向民俗 42号』(「みやざき民俗」編集委員会 1988年3月)P8
『落日後の平家』(永井彦熊 著 昭和40年1月)P286
『山之口町史』(山之口町編纂委員会 編 昭和49年11月)P38
『日向郷土事典』(松尾宇一著 昭和55年8月)P154
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『新編 生目郷土史』(宮崎市生目地区振興会 平成11年2月)|第4節 伝説と民話、地名のおこりP808
- キーワード
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- 景清
- 人丸姫
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000020747