菩提寺である一向寺(宇都宮市)の碑文に生涯が記されているそうです。
以下の資料に記述を確認しました。
・『行餘芸談 創刊号』(喫茶芸談会幹事・事務局員/編、発行 1984)
p.97-102 木村光男/著「宇都宮の画人-菊地愛山の生いたち-」
一向寺にある菊地愛山翁寿碣碑銘についての記述があります。碑文に記されている愛山の生い立ち、画技、嗜好等についてまとめられています。
・『行餘芸談 第15号 野中退蔵先生論文・随想集』(喫茶芸談会/編、発行 1998)
p.60-61「(六)菊地愛山」の項があります。
一向寺の過去帳や、戸田香園の記した上記寿碑の内容についての記述があります。
・『栃木県歴史人物事典』(栃木県歴史人物事典編纂委員会/編 下野新聞社 1995)
p.218「菊地 愛山」(上野 憲示/著)の項があります。
菊地愛山の略歴がまとめられており、前出2点の資料が出典とされています。
・『宇都宮市史』(田代善吉/著 下野史談会 1928)
p.329-330「第六編 著名碑文 〇菊地愛山翁寿碣碑」の項があり、碑文の翻刻が掲載されています。
・『下野の画人とその代表作』(野中退蔵/著、発行 1965)
p.133「菊地愛山略伝」に生まれから没するまでの略歴があります。『行餘藝談第15号』と同内容です。
p.137-151「愛山の代表作」の項には代表作の解説と作品(モノクロ)があります。