レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年02月08日
- 登録日時
- 2023/02/11 10:09
- 更新日時
- 2023/04/26 18:16
- 管理番号
- 奈県図情23-0206
- 質問
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解決
市川右太衛門が建設したあやめ池撮影所について知りたい
- 回答
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市川右太衛門は、昭和2年4月に笹川良一の支援を受け、「市川右太衛門プロダクション」を設立し、同時に奈良県生駒郡伏見村(現在の奈良市あやめ池北1丁目)にあったあやめ池遊園地内に撮影所を建設しました。昭和11年に「市川右太衛門プロダクション」が松竹に吸収されたのち、昭和11年5月から市川右太衛門の実兄山口天龍が「全勝キネマ」として設立し、映画撮影を行っていましたが、昭和15年に松竹資本の興亜映画株式会社となり、撮影所は閉鎖となりました。その後、マキノ芸能社が新東宝に1年契約で貸しスタジオとして、貸し出していた昭和25年3月14日、「熱泥池」の撮影中に出火、全焼しています。
以下の奈良にゆかりの映画情報のサイトにて、市川崑監督の「熱泥池」があやめ池撮影所の最終撮影作品であることが確認できます。
・奈良にゆかりの映画情報 http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/020movie/(最終確認日:2023年2月13日)
・ヨミダス歴史館 読売新聞1950年3月14日 夕刊2ページ(最終確認日:2023年2月13日)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 映画 (778)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000328813