レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/11/28
- 登録日時
- 2022/12/02 00:30
- 更新日時
- 2022/12/22 15:55
- 管理番号
- 13452314
- 質問
-
解決
柳川城消失の原因について知りたい。
- 回答
-
ご照会について次のとおり回答します。
【 】内は当館請求記号です。
請求記号の後ろに◎記号を付す資料は「国立国会図書館デジタルコレクション 国立国会図書館内/図書館・個人送信資料」です。
次のウェブサイト①に“明治5年(1872)失火により本丸・二ノ丸と天守は焼失”とありましたのでお知らせします。
①柳川市公式ウェブサイト
総合トップ>教育・文化トップ>歴史・文化>文化財>柳川市指定文化財>柳川城本丸跡
https://www.city.yanagawa.fukuoka.jp/kyoiku/rekishibunka/bunkazai/yanagawabunkazai/yanagawajyo.html
その他、資料②~⑨にも柳川城焼失について記載がありますのでご参考までにお知らせします。
②平井聖 監修『図説日本城郭大事典 3』日本図書センター, 2000.2【KA372-G53】
pp.131-132「柳川城」:明治5年1月18日「原因不明の火災により、天守以下の主要な建物を焼失」とあります。また、「●現況」欄に、「城跡は市史跡。主要部は柳城中学校、私立柳川高校敷地等となり、中学校の構内に本丸跡の小丘と西側石垣の一部を残すのみ」とあります(いずれもp.132)。
③平井聖 [ほか]編修『日本城郭大系 第18巻』新人物往来社, 1979.10【GB97-45】
pp.130-131「柳河城」
④鳥羽正雄 著『日本城郭辞典』東京堂出版, 1995.9【KA2-G2】
p.321「柳川城」
⑤井上宗和 著『日本城郭全集 第3巻』日本城郭協会出版部, 1960【521.08-I444n】◎
p.78「柳川城」
⑥岡茂政 著, 柳川郷土研究会 編『柳川史話』青潮社, 1984.9【GC267-133】
pp.263-264「一四〇、柳川城の末路」
⑦渡辺村男 著, 柳川山門三池教育会 編『旧柳川藩志 中巻』福岡県柳川・山門・三池教育会, 1957【219.1-W71k-H】◎
p.117「柳河城趾」
⑧永井新 著, 柳川・山門・三池教育会 編『柳川藩史料集』青潮社, 1981.12【GC267-106】◎
p.386「(参考)柳川城の終焉」
⑨江島香 著, 柳川市史編集委員会 編『幕末維新と自由民権運動 柳川の歴史 ; 7』柳川市, 2020.3【GC267-M38】
pp.140-141「柳川城の焼失」
“なお、放火は立花壱岐による、という説明をする先行研究もあるが、今のところは史料を確認できていないため、いずれとも断言しがたい”(p.141)とあります。明治8年に柳川城址と城壕が競売にかけられたこと、それ以降の経緯等について簡単に触れています。
[その他の主な調査済資料およびウェブサイト]
河村哲夫 著『柳川城炎上 : 立花壱岐・もうひとつの維新史 (角川選書 ; 309)』角川書店, 1999.9【GK136-G18】
福岡県立図書館 詳細蔵書検索:https://www.lib.pref.fukuoka.jp/winj/opac/search-standard.do?lang=ja
ウェブサイトの最終アクセスは2022年11月26日です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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『新柳川明証図会』p.277の城跡処分問題の箇所を確認。
- NDC
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- 日本の建築 (521 10版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 人文(レファレンス)
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000324958