レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/2/14
- 登録日時
- 2014/07/17 00:30
- 更新日時
- 2014/07/17 00:30
- 管理番号
- N140209095450
- 質問
-
解決
貴館所蔵の規格リポート類
タイトル:輸送用コンテナ及びシステムの性能試験の標準実施要領
責任表示:[アメリカ材料試験協会規格(邦訳版)(ASTM)]
規格番号:ASTM D 4169-09:2009 (邦訳)
請求記号:M-ASTM D 4169-09:2009
について問い合わせたい事項がある。
【問い合わせ事項】
この規格リポート類について、「試験条件に関する部分」が掲載されたページを教えてほしい。
※「試験条件」とは、梱包方法や輸送距離等がどの程度であれば合格となるのかなどについての情報を指す。
※具体的には,医薬用包材の耐性を確認するために参照したいとのこと。
- 回答
-
ご質問につき、下記のとおり回答します。
この規格の邦訳版のうちの「7.合否基準」によると、
「試験を実施する組織は,その目的に合致していれば,どのような合否基準を選んでもよい。」とあり、
梱包方法や輸送距離がどの程度であれば合格となるのかについての記述は見当たりませんでした。
また、医薬用包材に特化した記述も見当たりませんでした。
同規格邦訳版「1.適用範囲」には、
「評価は,輸送ユニットを,様々な流通サイクルで遭遇する,一連の予想される危険要素で構成された試験計画において行う。」とあり、「10.スケジュールA」~「17.スケジュールJ」にわたって三段階の試験強度レベルの落下高さ、衝撃回数、衝撃の向き、衝撃速度、荷重、振動数、振幅、試験時間、温度、圧力等の試験条件が掲載されています。
参考のため、以下に邦訳版の構成を記載します。
1.適用範囲 pp.1
2.引用文書 pp.1
3.用語 pp.1-2
4.意義及び用途 pp.2
5.試験片 pp.2
6.状態調節 pp.2,4
表1 流通サイクル pp.3-4
7. 合否基準 pp.4
8. 手順 pp.4-5
9. 危険要素及び試験スケジュール pp.5
10. スケジュールA-取扱い-人力及び機械 pp.5-6
11. スケジュールB-倉庫段積み及びスケジュールC-車両段積み pp.6-7
12. スケジュールD-段積み振動及びスケジュールE-車両振動 pp.7-8
13. スケジュールF-バラ荷振動 pp.8
14. スケジュールG-模擬路線切替 pp.8-9
15. スケジュールH-環境危険 pp.9
16. スケジュールI-低圧(高高度)危険 pp.9
17. スケジュールJ-集中衝撃 pp.9
18. 報告書 pp.9
19. 精度及び偏り pp.10
20. キーワード pp.10
附属書(必須情報)A1.MIL-STD-2073-1による非商用政府輸送に対する流通サイクル DC-18 pp.10-12
附属書(参考情報)X1.試験計画の例 pp.12-13
X2.DC-2流通サイクルの使用 pp.13-14
参考文献 pp.14
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 工業.工業経済 (509 9版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000156251