レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20170331
- 登録日時
- 2018/12/08 00:30
- 更新日時
- 2018/12/08 00:30
- 管理番号
- 20170331-28
- 質問
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解決
平安時代の貴族の女性が、奈良の長谷寺詣でする時はどうやって行ったのか?長谷寺への道は険しい。男性は馬に乗るなどしたようだが。
- 回答
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「奈良、長谷寺詣で」「平安時代、長谷寺詣で」の検索ではヒットなし。「長谷寺詣で」でいくつかヒットするが、現在の観光情報。インターネット「平安時代 長谷寺詣で 女性」で検索すると、個人のブログで平安文学での女性の長谷寺詣でについて記述のあるものがヒット。参道は徒歩とあるが、都から奈良まではどうだったのかは不明。「枕草子で清少納言が長谷寺詣でをした記述あり」とあったので、館内資料で枕草子をあたる。第114段に『長谷寺にお参りに行き「淀の渡り」をした』とあり。またそれは『船に車を積み込んで』とあり。このことから牛車を船に積み込んで移動した可能性があると質問者と話す。
(参考文献・掲載箇所、内容)
『日本文学全集 07 枕草子』P151…第114段に「淀の渡り」記載、P326…「一本」の28段にも長谷寺詣での記述はあるが交通手段の事については書かれていない。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 作品集 (918)
- 参考資料
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- 『日本文学全集 07 枕草子』池澤 夏樹/個人編集 河出書房新社 2016.11
- http://heian.cocolog-nifty.com/genji/2007/11/post_2e81.html (源氏物語 『源氏物語』原文とその背景を読む)
- キーワード
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- 平安時代
- 長谷寺
- 奈良
- 女性
- 長谷寺詣で
- 参拝手段
- 方法
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 日本文学全集
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000247541