レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2016/06/28 18:00
- 更新日時
- 2016/07/23 13:14
- 管理番号
- 2016.8-02
- 質問
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解決
1950年代の日本の警察官の制服を見たい。
- 回答
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■所蔵検索
『ざ・ゆにふぉーむ ファッション・デザインの原点』(日本ユニホームセンター/編集 日本ユニホームセンター 1991年)p.36-37
「日本の警察官」という項目あり。写真はないが、「昭和二十七年(一九五二年)一月には連合国司令官の要望により、上衣の衿を大きくし、肩章を衿の下までのばし、金ボタンでとめていたのを黒いボタンにした。ポケットは左右胸にそれぞれ一個とし、左右腰部のものをなくした。昭和三十一年(一九五六年)十二月には、デザイナーとその他の専門家の意見をきいて階級章とグレーの夏服が制定された。」との記述あり。巻末「ユニフォームと制服変遷史<1>」の「警察1950年代」のリスト中に「階級章、夏服制定」とある。
『服飾近代史』(遠藤 武/編 雄山閣 1970年)p.133
「昭和二十七年、三十一年、四十三年と改正を重ねて階級章は小型で襟に、夏服と合服はグレーになり、皇太子御結婚式を機に金色のエポレットと袖章、右肩に飾緒をつけた儀礼服ができた。」とある。
『図説日本洋装百年史』(遠藤 武/著 石山 彰/著 文化服装学院出版局 1962年)p.187
「警官の制服は、戦後幾度かの改変を重ねて、今日に至った。」とある。昭和33年に改定された婦人警官の冬服、巡査部長の盛夏略装の写真あり。
■インターネットで調べる
警察庁>サイト内検索 警察官 制服>制服、パトカー、白バイ 警察の歴史(警視庁)>「昭和31年に男性の警察官の制服を全国統一し、〔以下略〕」とある。写真は年代の表記がなく、1950年代の制服であるかどうかは不明。
【http://www.npa.go.jp/kouhousi/police-50th/history/equipment/uniform_old.html】
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 衣食住の習俗 (383 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 警察官--日本
- 制服 (労働者)--日本
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000193981